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2016年8月19日

海外に行くなら日本を知ろう! – Vol.52

海外へ行くなら日本を知ろう!

日本で留学を目指す皆さんは、行きたい国のことを一生懸命調べて、その文化や制度にどんどん詳しくなっていくと思います。特にアメリカ留学を目指す方は、アメリカのことを知れば知るほど、周りの人からはアメリカナイズされていると言われることもあるかもしれません。

海外生活が長くなって思うことは、いざ日本の外に出ると、人々は自分のことを日本の代表のように見るということです。Where are you from?と言われて、I am from Japan.と答えると、Oh, can you make Sushi? などと言われます。もちろんアメリカ人が想像するSushiとは、握りずしのことです。そこから、家では散らし寿司を作るのが一般的だよとか、日本人はすしを毎日食べているわけではないなど話が弾むわけですが、このような場面で、自分は日本のことについてあんまり知らないなと感じたことも良くあります。

時々、日本の歴史にとても詳しいアメリカ人に出会ったりします。そして、江戸時代のことなどを聞かれたり、現在では使われていない漢字の意味を聞かれたりすることもあり、答えられず、両親や祖父母まで巻き込んで調べた経験もあります。外国人のお友達が日本に来て、日本を案内するときも、結局は祖父母、両親を頼るということも良くあります。

先日は、お好み焼きとたこ焼きが大好きだというお友達が、いつも日本食屋に行くと注文しているので、That’s a typical home cooking meal!と言いました。そこから、では我が家でたこ焼き、お好み焼きパーティーをしようということになりました。庶民の味を囲いながら、子供も大人も国籍関係なく楽しい時間を過ごしました。

takoyaki cooking takoyaki

アメリカ本部のあるカリフォルニアなら、日本の食材も簡単に手に入ります。

日本食を一通り作れるようになっておくと、留学後も日本の代表として、人気間違いなしです。また、着付けなどの知識があれば、それはそれは重宝されます。私は学生時代、友達と企画したアジア学生によるファッションショーにでました。日本人である私はもちろん着物。外国に行くと意外と着物を着る機会が多いというのは聞いていたので、着物は持参していました。着付けの知識のあるお友達に着させてもらい、晴れて日本代表の任務を果たすことができました。

海外へ行くのなら、日本を知っておくべきだというのを日々痛感しています。

IGEスタッフ Makiko