Q1:「コミュニティ・カレッジ」という学校に留学した友人がいるのですが、どんな学校なのでしょうか？

A1: 公立の2年制短期大学のことです。元々はその地域の人々に、安い費用で職業に直結した教育や一般教養を教えることを目的としていますが、4年制大学に編入できるコースもあり学費も比較的安いので大学へのステップとして人気があります。入学条件は比較的やさしく基本的には高校卒業の資格があれば入学できます。TOEFLの点数は450～500点（ペーパーテスト）、CBTで133～173点、iBTで45～61点程度が必要になります。

Q2: 語学学校によっては卒業すれば無条件でコミカレに入れるところもあると聞いたのですが？

A2: コミュニティ・カレッジ（各地域にある短大的な学校）では、付属、又は提携する語学学校で勉強し規定のTOEFLスコアに到達するか、又は規定のレベルのクラスで一定期間学べば自動的に入学できるところは多くあります。更に入学したコミュニティ・カレッジで優秀な成績を収めれば、推薦で4年制の難関大学（ロサンゼルスではUCLAなど）に入学できます。難関大学の場合、高校卒業後コミュニティ・カレッジに入って勉強し、そこで優秀な成績を取って編入することはポピュラーな方法です。

Q3: 高校中退でもアメリカのコミュニティ・カレッジに入学できますか？

A3: 日本で大学入学資格検定試験に合格すれば高校卒業の資格として認められますのでOKです。その上で、各大学が要求する書類を提出することが必要です。又、アメリカのコミュニティ・カレッジでは17歳以上、必要とされるTOEFLの点数を満たした方を対象に、高校生の編入を受け入れているところがあります。このプログラムでは、高校卒業資格取得と、コミュニティ・カレッジ進学が同時に可能です。詳細はIGEカウンセラーにご相談下さい。

Q4: アメリカのコミュニティ・カレッジに留学するのにどれくらいの準備期間が必要ですか？

A4: しっかりとした留学目的の検討、学校選択、出願の準備、学生ビザの取得、英語のレベルアップ、現地でのコミカレ生活準備といったステップを考えると6か月前～1年前には準備をスタートさせて下さい。1年以上前であれば更に理想的です。

Q5: コミュニティ・カレッジの入学時期はいつですか？

A5: 新学期は9月に始まります。アメリカでは、9月～12月の秋学期と1月～5月までの春学期から成る2学期制をしいているところが多く一般的です。多くのコミュニティ・カレッジでは春入学も認めているコースがあります。学校により異なっていますので、詳しくは問い合わせが必要です。

Q6: アメリカのコミュニティ・カレッジ留学にはどの程度の費用がかかりますか？

A6: 費用は留学先の学校の種類（語学学校、文系／理系など）、地域（都会郊外、田舎など）によって大きな違いがあります。おおよその目安としては、コミュニティ・カレッジで約10,000～25,000ドル程度です。これに加えて小遣い、臨時の食費・日用品費などの雑費、及び夏休み、冬休みなどの生活費を見ておく必要があるでしょう。

Q7: 英語力が必要レベルに達していないとコミカレへの入学は認められませんか？

A7: コミカレによっては付属、又は提携先の語学学校で勉強することを条件に、今現在TOEFLの点数が不足でも入学を許可する所があります。英語を身につけるための語学学校留学の場合は、個人個人のレベルに応じたコースが設定されているので、今現在英語力はなくても勉強の意欲さえあれば問題ありません。

その他、アメリカ・コミカレ留学に関して、わからないことや疑問があれば、いつでもお問い合わせください。IGEの専任スタッフが丁寧にお答えいたします。