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留学体験 - 松田明子さん

大切なことは決意と挑戦

松田明子さん
2008年に、College of the Desert (カリフォルニア州)に入学。 3年後に優等賞をもらって卒業。現在は、IGEで留学生をサポート。

小さい頃からの夢はアメリカに住むこと。海外の大学に行くと決意し、高校卒業後、カリフォルニア州PALMDESERTにあるCollegeoftheDesert(2年制大学)に入学しました。小さい頃から英語教室に通ったり、洋楽を聞いたりする事が多かったので、海外に対して抵抗はありませんでした。しかし、勉強は嫌いでした。特に英文法や小論文。英検2級とTOEFL(ibt)を受験し、なんとかギリギリで短大入学基準のスコアをとる事ができました。

渡米後、自分の想像とは違ったアメリカでの新たな生活が始まりました。見るものすべてが衝撃的でした。特に日本で勉強していた英語とは大違いです。アメリカ人の話すスピードが速く、はじめは何を言っているのか聞き取る事ができませんでした。この人はこういう事を伝えたいのかな?と場面場面で推測するような日々が過ぎ、だんだんと耳が英語になれて聞き取れるようになっていきました。

一番苦労した事は、自分の意見、気持ちなどを伝えることでした。日本では、授業中もただ聞いているだけなので、自分の意見を求められると戸惑っていました。発言をしないと授業に参加していないと思われ、成績にも影響します。大学生活していく中で、徐々に自分の意見を言える様になっていきました。入学して半年後には、学校のStudentCenterで働きはじめました。そこで、普段は出会わない生徒と話す機会が増え、友人もたくさんでき、放課後や週末は一緒に勉強したり、遊んだりしました。長期休暇には、友人と旅行をして、カリフォルニア州以外のことを知る事ができました。短大のあらゆるリソースを利用して有意義な短大生活を送り、3年後の2011年には、優等賞をいただいて卒業しました。卒業後はOPTを取得して、アメリカで働き始め、2013年には念願の永住権を取得しました。現在はオレンジカウンティに住んでいます。

親元から離れて自立心も向上し、日本の素晴らしいところも客観的に見ることができ、多くの意見を聞き、多様な文化を学ぶことにより、視野も大きく広がりました。日本にいた頃にはできなかった料理もできる様になりました。基本的な食事はハンバーガーやフライドポテト、ピザなど高カロリーなものばかりなので、自分でお弁当を作る様心がけていました。

留学生活で私が学んだ一番大切なことは、決意と挑戦です。6年前に両親が私の背中を押してくれ、思い切った決意をし、海外の短大に行けたことは、今でも感謝しています。そして、アメリカに来て、たくさんの事に挑戦しました。それらが私を成長させてくれました。また、諦めないで挑戦し続けることにより、どんなことでも達成できるということも学びました。

2014年6月からIGEで働き始めました。まだまだ新米ですが、私自身が留学生だった時、「こんなサポートがあれば良いな」と痛感したことを、留学生一人一人の立場に合わせて実践している会社です。経験豊富な先輩方と共に、今度は皆さんの夢の留学生活のサポートをさせて頂けることを心から嬉しく感じています。