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留学体験 - あゆみ・コーワンさん

フリーターから美容師へ

あゆみ・コーワンさん
長野県出身。ロスの南、オレンジカウンティにあるゴールデン・ウェスト・カレッジ留学、コスメトロジー科卒業。現在美容師。タスティン市在住。

留学は小さい頃からの夢でしたが、高校を卒業してもなかなか進路を決められず、24才まではフリーターをしました。バイト仲間の一人が留学経験者で、今度2度目の留学をするという話を聞き、私も行こう!と決意したのが渡米のきっかけです。
準備のために日本で1年間英語学校に通ったのですが、アメリカに来たらほとんど役に立ちませんでした。実際コミュニティカレッジに入学願書を持っていっても英語力不足につき入学は許可されず、もっと英語を勉強してくるように言われてしまいました。

仕方なく10ヶ月間だけこっちの語学学校に通うことになり、おかげでバイトで貯めたお金は、あっという間に無くなってしまいました。語学学校の授業料、車、生活費などなど...。親に援助を頼むことにし、カレッジへ行く準備を始めました。

目標はヘアスタイリストと決めていたので、現役の美容師さんたちにどの学校が良いか聞いたところ、皆がゴールデン・ウェスト・カレッジを勧めました。自分でも実際に、いくつかの専門学校やコミュニティ・カレッジを見学しましたが、同大学のカリキュラムが一番しっかりしており、生徒も真剣だとの印象を受けました。こうしてゴールデン・ウェスト・カレッジのコスメトロジー科に入学したのです。授業は午前8時から午後4時半まで、週5日、1年間のコースです。

いざ入学してみると日本人は一人もいなくて、語学力の差は歴然。語学学校に10ヶ月通ったので大丈夫だろうと思いましたが、授業についていくのが一苦労でした。アメリカ人と一緒にやっていくのは大変で、最初は宿題がどこかも分からず、必死で勉強しました。そのおかげで力がついたと思います。

最初の1学期間は英語力もないし、一人でぽつんとしていることが多かったのですが、2学期からは英語力も増し、皆も互いに慣れてきて、仲の良い友達が出来ました。今でも連絡を取り合っています。

1年間でコースを修了すると、そこで初めてライセンス取得の受験資格ができます。ライセンス取得の試験は筆記と実技。問題の中には化学や生理学の専門用語もあり、とても難しかったのですが無事合格できました。この時は、さすがにやった!という達成感がありましたね。うれしかったです。

ライセンスを取った後、ニューポートビーチの有名サロンで2年間アシスタントをしました。そして2001年、ある美容院で念願だった自分のコーナーを持つことができました。タスティン市のビューティーショップに併設されたサロンを任されています。

私は、24才からのスタートでした。もし日本だったら、遅すぎるスタートと言われたでしょう。でも実際アメリカでは、30才を過ぎたクラスメートが沢山いました。日本のように年齢を気にすることなく、伸び伸びと、自分の道を進むことが出来ました。

また、日本に帰った時に美容室で聞いてみると、アシスタントを6年も7年もやっている、とかよく聞きます。その点アメリカでは、自分のやる気次第、がんばり次第で、早くひとり立ちできます。

ヘアはデザイン、技術とも、奥の深い分野です。私も、これからもデザインや技術を追求して、一流の美容師になれるよう頑張るつもりです!