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留学体験 - 鈴東裕己さん

suzuhigashi

確実に自分の世界が広がり、挑戦を恐れなくなった

鈴東裕己さん
車椅子での留学を実現。 語学研修と共に、障がい者福祉の現状を体験。

私は、2014年8月に、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のBerkeleyで、2週間の語学留学をしました。目的は、英語力の向上はもちろんのこと、福祉の進んでいるBerkeleyで、日本との違いを体験することでした。

留学をしたいと決めたのは1年ほど前のことでした。私は脊髄性進行性筋萎縮症という病気で24時間の介助が必要なため、1人で留学に行くことは可能なのだろうか不安でした。そして調べていく中でIGEが過去に障がいがある方をサポートしたことがあると知り、相談してみようと思いました。ですが、実現までの道のりは簡単ではありませんでした。飛行機内での介助、アメリカでの介助を中心にクリアしなければいけない部分がたくさんありました。それでもIGEの皆様が、私の要望を一緒に考えてくださり、日本からは日本の障がい者の旅行をサポートしてくれる会社に飛行機内の介助をしてもらい、アメリカでは昼間はIGEのスタッフの方、夜間は現地のケアギバー会社のサポートで24時間のケアを補っていただくことになりました。

アメリカでの生活は私にとってはすべてが新鮮でした。景色、匂い、人。海外は2回目でしたが、憧れのアメリカということもあり、着いてすぐは興奮が止まりませんでした。学校生活もとても充実したものになりました。クラス分けテストの結果、午前中の授業クラスになったおかげで、観光や施設訪問も授業を休むことなくでき、出席率100%で卒業することが出来て、よかったなと思います。たくさんの友人もできてとても楽しかったです。英語の勉強は実戦が一番。授業だけでなく色々な国の友人との会話が重要だと感じました。

更には今回のもう1つの目的である障がい者福祉の進んでいるBerkeleyへ行くにあたり、CIL(Center for Independent Living)と急遽UC Berkeley(カリフォルニア大学バークリー校)の DSP(Disabled Students’ Program)を訪問させていただきました。どちらも障がい者へのサポートは世界でも有名で、お話を伺いながら、良い部分は日本でも伝えていけたらと思いました。どちらの訪問先でも言えることは、助け合いが日常的に行われていること。アメリカの国民性もあると思いますが、困っている人には手を差し伸べてくれるということを体感しました。また、設備や施設にも細かい所にまで配慮が行き届いており、障がい者と健常者を区別していないところはアメリカの良さだ と思いました。

観光も、サンフランシスコ見物や野球も見に行くことができ、本当に楽しかったです。私は今回の留学は本当に行ってよかったなと感じています。確実に 自分の世界が広がったと思いますし、挑戦を恐れなくなりました。介助の部分も、私はIGEスタッフの方に頼ってしまった部分もありますが、現地の方にお願いする時も、伝えようとする気持ちがあれば言葉は通じなくても伝わることを実感しました。アメリカは日本に比べて誰でも受け入れてくれる空気があります。なので、留学に行きたいけど迷っている方はぜひ思い切って行ってほしいと私は思います。たくさんの可能性が皆さんにはあります。楽しい思い出を作ってみませんか?

Let’s enjoy studying abroad!