HOME > 留学体験記 > 2020年からアメリカの大学院(NATA専攻)を目指して

留学体験 - 井出 智広さん

井出さん

2020年からアメリカの大学院(NATA専攻)を目指して

井出 智広さん
2020年からアメリカの大学院(NATA専攻)を目指して、今回は南カリフォルニのFullerton CollegeでNATAの研修。研修中にIGE社のリハビリ研修に参加でき、その中で、アメリカの進んだリハビリに触れ、大学院進学を確信を持って決めました。

2018年の9月に1ヶ月間、カリフォルニア州にあるFullerton collegeというコミュニティカレッジでの実習を中心に研修をしてきました。また、今回の留学では実習に加えて語学研修やUSC (南カリフォルニア大学)大学院の見学や大学院生との交流、観光など多くの体験をすることができました。これらの体験をもとに、私が感じたことを体験記として書かせていただきます。

井出さん1Fullerton collegeで私の指導を担当してくださったLorena NATAチーフインストラクター。第一に、Lorenaが私の留学を充実させてくれたと言っても過言ではありません。私は前半の2週間は午前中に語学研修・午後に実習、後半の2週間は一日中実習というのが主な日程でした。今まで語学研修としてフィリピンとカナダに行ったことがありましたが、英語を用いて「実習をする」というのは初めてだったのでとても不安でした。

案の定、ネイティブ同士の会話を聞き取るには英語力が足りず悔しかったのです。しかし、Lorenaは私と話す時にはわかりやすい単語を使ってゆっくりと話してくれ、わからない単語に関しては持っていたノートに書き出してくれました。私が常に意識したことは、せっかくの機会1ヶ月という限られた期間、少しでも多くLorenaから学びを吸収しようということです。とにかくストーカーのようにLorenaにくっ付いていました。

そのせいでトイレにもついてくるんじゃないかと思われ「今はトイレに行ってくるからclinicで待ってて!」と何度も言われました(笑)しかしそのおかげでLorenaが次に何を必要とするのか、どんなケアをするのかがわかるようになりました。わからないことはその都度質問をして、選手たちがあまり来ない時間帯にその質問に対して詳しく指導してくれて、Lorenaが選手との面談や事務作業などがある時には、自分が手持ち無沙汰になってしまうので「今後のためになる課題が欲しい」とお願いをして定期的に課題を貰って何もしないという時間を無くしました。

自分は留学前から「とにかく充実させる!」という思いがあったので楽しみながら夢中になって取り組むことができました。正直、Lorenaも忙しいので、自ら行動をしないと手持ち無沙汰になります。それでも自分が学びたいとい気持ちは行動で伝わります。留学で自分が何を学びたいのか、どういうことをしたいのかという明確な意思を持って臨むことが大切だと感じました。また、それをどんどん行動に移すことが重要です。時々、小さな失敗をして恥ずかしく思うこともありましたが、やらずにあとで「やっぱりあれやっとけばよかった。」と思うのは嫌だったので「恥ずかしい思いをするとしてもとにかくトライしてみよう」という心構えを持ち、積極的に行動をしました。

井田充実したのは実習だけではありません。ちょうどタイミングがよく、アメリカで作業療法においてトップを誇るUSCの大学院と大学病院へ見学に行かせて行かせて頂く機会がありました。現場の教授からUSCの事情やアメリカの医療制度、日本との違いをたくさん聞くことができました。特に、アメリカの大学・大学院を訪れるということ自体初めてだったので、キャンパスの広さ、規模の大きさには大変驚かされました。また、USCの大学院生ともランチを共にする時間があり、皆さんそれぞれ専門に対して真剣に楽しく取り組んでる様子が伺え、専門は違いますが自分も大学院生達に負けないように頑張ろうとモチベーションが上がりました。

観光で一番印象に残っているのは、アナハイムに本拠地を置くロサンゼルス・エンジェルスの試合を観戦したことです。エンジェルスは日米で大人気・大活躍の大谷翔平選手が所属するチーム。運良く、大谷翔平選手のシーズン最後となる22号ホームランを見ることができ、とても興奮しました。また私自身、小さい頃から高校までずっと野球をやっていたので、今回の初めてのメジャーリーグ観戦では試合が始まる前から球場の雰囲気に感動しました。その感動から、ATC取得後はMLBにも関わってみたいという気持ちが芽生えました。他にも、ハリウッドやラグーナビーチなどを観光し、とても有意義な休みの時を過ごしました。

私は今回の留学でより一層ATCの資格を取得して活動をしたいという気持ちが高まりました。実際にアメリカで生活・体験をすることはネットで調べたり、人から話を聞いたりするよりも遥かに多くの情報や大きな影響を与えてくれます。まさに「百聞は一見に如かず」です。初めての一人海外、英語力、異文化の生活など、不安に思う要因はたくさんあると思います。しかし、実際に行ってみたら「なんだ自分が不安に思うほど大したことじゃなかった。楽しい!」と思えることがたくさんあります。

「迷うならやれ。嫌ならやめろ。」少しでも迷っているとするならば、やらずに後悔よりもやって後悔の方がいいと思います。私の場合、ほとんどがやらずに後悔するばかりで、迷った挙句、やって後悔したということはあまりありません。留学中もそうでした。決断は一瞬です。留学でより一層それを感じた私は帰国後、この1ヶ月の経験を土台に「アメリカの大学院に進学」という次のステージに向かって前進しています。そういう点ではNATAの経験のみならず、異国・異文化・住み慣れない地域の中で生活をしたということが、多くの面で自分を成長させてくれたように感じます。

井出さん2最後に、今回のNATA留学をするにあたって支えてくださった家族、IGEのスタッフの皆様に心から感謝いたします。また、現地で指導をしてくれたLorenaや関わってくれた学生トレーナー、選手達には感謝の気持ちでいっぱいです。今では支えてくださっている方々の期待に応えられるように、感謝の気持ちを形にできるようにという思いがまた、自分を奮い立たせる原動力になっています。この体験記が少しでも留学を迷っている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!