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留学体験 - 小松みきさん

自分探しの旅の途中での大切な出会い

小松みきさん
静岡県立大学在学中、1年間UC San Diego に語学留学。 同大学国際関係学部卒業後、5年間(株)ECCにて英会話教室の開発・育成業務をメインに担当。今までの経験を活かしながら、アメリカ留学を志す人々により良い留学体験と学習効果を得てもらいたいと願い、その支援をしたいとIGEジャパンに参画。留学カウンセラー。

私が留学を考えたのは、高校生のときでした。そのころはまだ漠然とした希望でしたが、生まれ育った田舎を出て様々な文化・人々・考え方に触れてみた い、どこかに大きく飛び出しチャレンジしてみたい、という思いからアメリカの大学に留学したいと思うようになりました。もちろん、英語力を伸ばすという目 的がそのベースにはありましたが、まだ自分の進むべき道が見えず、何かを見つけたいと一生懸命だったことを覚えています。その当時のそんなあいまいな私に 両親がOKを出すわけがなく、「本当に留学したいのなら自分でお金を貯めて行きなさい。」という返答。その言葉をばねに、日本の大学に通いながら資金を貯 め、大学3年終了後に、大学を1年間休学し、ある意味強行突破でアメリカに飛び立ちました。

 

アメリカサンディエゴでの1年間の生活は、私の人生の中でとても貴重な時間となりました。最初は言葉が全くと言っていいほど通じず、空 港からシャトルバスに乗るのに一苦労。不安と希望を抱えてのスタートでした。しかし、世界各国からの人々に出会い、言葉や人種が異なる者同士が分かり合え る喜び、新しいものに出会う喜び、そしてもちろん英語が使えるようになっていく喜びが、つらい体験も吹き消してくれました。そのときにしかできない様々な ことにたくさんチャレンジし、そのことが自分の感性をより豊かにすることに繋がったと思っています。そして最後のセメスターでは“Teaching English as a Second Language”のコースを受講し、Certificateを得ました。

 

私は、人の一生は自分探しの旅だと思っています。そしてその人生で最も大切な宝は、人との出会いであると思います。その旅の通過点として、私の留学は1年 と限られたものでしたが、人との出会いの中で自分自身を見つめることができ、私もこうありたいな、と師と仰げる教師にも出会いました。彼女からは、信念を 持ちそれに向かい努力をし、そして努力をした自分を信じる強さを持つこと、何事も心から楽しむこと、この大切さを学びました。私自身、自分探しの旅の途中 にいますが、「良い出会いをしたなぁ」と後々人の心に残れる人間でありたいと思っています。これからIGEで、夢を持ってアメリカに留学しようとし、自分 自身を成長させようとしている沢山の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。