スタッフ記事 < パンプキンパッチ> IGEアメリカ 平田貞美
最近では、日本でも、ハロウィーンのイベントがあちこちで行われるようになりました。でも、まだ「パンプキン・パッチ (Pumpkin Patch)」は、知られてないと思うので、ご紹介します。パンプキン・パッチは、ハロウィーンの1カ月くらい前から、町の空き地や農場などで、期間限定で、パンプキンを売っているところのこと。パンプキンだけでなく、他の野菜も売ったり、子供達が遊べるように、ジャンパーや、ポニーライド等のアトラクションが用意されています。動物達に触ることができるミニ動物園がある所も。家族連れで楽しめるので、週末は大賑わい。平日には、幼稚園や小学校の遠足で行くことも多いです。今年は、孫達と農場のパンプキンパッチに行きました。ワゴンに乗って、広い農場をひとめぐり。Corn Mazeでは、背丈以上のトウモロコシを使って迷路が作られており、その中を行ったり来たりして、出口に到着しました。
パンプキンパッチや、町のスーパーで買ったパンプキンを家に持ち帰り、中身を取り除き、目や鼻をくりぬいて作るのが、ジャッック・オー・ランターン。夜になったら、中にキャンドルをともして、家の外に置きます。それと共に、かかしやガイコツなどの飾り付けをします。
子供達は、ハロウィーン当日までに、こうした活動を通して、期待を膨らませていきます。そして、当日の10月31日は、いそいそと学校から帰り、晩ごはんを済ませたら、思い思いのコスチュームを着て、手には、大きな袋やバスケットを持って、戸外に出ます。近所の家を「トリック・オア・トリート」(ごちそうをくれないといたずらするよ)と言いなら、回ります。家々では、キャンディーを沢山用意しておき、配ります。
ハロウィーンは、日本では、もっぱら大人が楽しむコスチュームパーティーの相を呈していますが、こちらでは、子供達にとって、本当に待ち遠しい秋の行事です。もちろん、大人達も、楽しみます!!スーパーのレジや、病院の受付の人なんかも、コスチュームを着て仕事したりして。スーパーマンや魔法使いがレジを打っているのも面白い!
|