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ダメだと思っても、あと5分努力してみよう 朝夕の空気が、少しだけ涼しくなった気がする今日この頃。最近読んだ、ある人の言葉。「ダメだと思っても、もう5分努力してみよう」そうか、5分でいいのだ。ほんの少し頑張って続けることで、乗り越えられることがある。新学期が始まり、留学生の皆さんは、期待と緊張の日々かもしれません。もう5分の努力が実ると信じて、頑張ってください。


≫ 現役留学生コラム Vol. 139
関 愛梨さん 関愛莉さん、静岡県出身。17才、高校生。
2019年夏休みにトビタテ 留学、IGE医療ボランティアに参加。
この経験は私の一生の宝!もう一度やりたい!
医療では人とのコミュニケーションの大切さを学んだ。また、失敗を恐れず積極的に挑戦する事の大切さを学んだ。


この夏の17日間、トビタテ!留学JAPAN5期生として、IGEが提供している「医療ボランティア」プログラムに参加させていただきました。
私は、将来、日本でも世界でも活躍できる看護師になりたいと考えており、国際的な医療団体に所属することを目標としています。今回の留学では、「患者の本来の力を引き出すコミュニケーションを学ぶ」という目的をもって参加しました。

1週目はBikeCampのボランティアとして、障がいをもっている子たちに自転車の乗り方を教えました。ここでは、みんなそれぞれ、練習に励んでいる子もいれば、乗りたくないと逃げ出してしまう子もいました。一人の子に三人ほどでサポートをするのですが、そういった場面では、現地のボランティアの人がコミュニケーションを図ろうとしてくれて、私はそれをじっと聞いていることしかできず、初日は自分の無力さを痛感し、とても悔しかったです。

関 愛梨さん

このままでは目的を果たすことはできない!それだけは嫌だ!と思い、セッションごとに関わった子どもたちの好きなものや、どんな言葉をかけたときに嬉しそうにしていたのか記録して、声掛けの仕方も意識して毎日参加しました。最終日には、担当した子たちが通常の自転車に乗れるようになり、終わったあとに楽しかった!と笑顔で言ってくれた時はとても感動しました。

自転車に乗れるようになったのは、物理的な補助だけが理由ではないと思っています。ボランティアと子どもたちの間のコミュニケーションの積み重ねで生まれた信頼関係も、大きなモチベーションになったと思っています。言語を越えたコミュニケーションの重要性も改めて感じることができました。

2週目からは、午前は語学学校で勉強をし、午後はUCP(全米最大の脳性麻痺を持った子どもたちをサポートする医療施設でボランティアをしました。語学学校では、もちろんすべて英語で、授業をしていくうちに、英語でも自分の意見を言うことに積極的になった気がします。

関 愛梨さん UCPでのボランティアでは、理学療法士、言語療法士そして作業療法士の方のお手伝いをさせていただきました。ですが、スタッフは仕事をしているわけですから、ボランティアに気遣う暇などなく、こちらから積極的にできることを探すように心がけました。印象に残っているのは、言語療法士の方のアシスタントをしているときに、患者の女の子とコミュニケーションを取る機会を与えてもらい、彼女の好きなものを尋ねたり、シンプルな会話でしたが、その子が楽しめる話題を探るようにしたりしました。とても楽しそうにしてくれて、その後のリハビリも絶好調でした。とても小さなことですが、私の自信につながりました。

どの活動でも共通して言えることですが、毎日試行錯誤の連続で、失敗してしまうこともありました。そんな時、関わったボランティアの仲間も、施設スタッフの方も明るく励ましてくれました。おかげで、毎日失敗を恐れずに積極的に挑戦し続けることができました。

この17日間で二つのボランティアに参加し、たくさんの人と出会い、関わることができ、医療におけるコミュニケーションの大切さを改めて感じることができました。この夏の経験は、私にとって一生の宝です!英語力をあげて、必ずまたボランティアに参加したいです。この経験を道しるべに、目標に向かって駆け抜けます!

関 愛梨さん



参加者全員でビーチに行きました。

≫ スタッフ記事 <自然を満喫!マンモス〜ヨセミテ国立公園> IGEアメリカ 平田貞美

在米40年にして初めて、マンモス〜ヨセミテ国立公園に行ってきました!

1日目:ロスを出発。Alabama Hillsという懐かしの西部劇が撮影された場所に立ち寄り、ミニハイキング。
そこからマンザナに行き、第2次世界大戦中に日系人が強制的に収容された施設跡を見学。写真パネル、建物の模型、再現した部屋などが展示されています。真面目に生活していた人達が、日系人という理由だけで、ある日突然、スーツケース一つで生活の場から追い出されました。半分日本人の血を持つ10才の孫は、真剣に見入っていました。3,000mくらいの高地で、周りは本当に何にもない。夏は暑く、冬は寒い。こんな所のバラックに10,000人が収容されていたのです。その後、宿泊地のMammoth Lakeに到着。泊まったのはAirbnbのコンドミニアム。大人3人、子供3人快適に過ごせました。高地なので酸素が薄く、ちょっと頭が痛くなりましたが、2日目からは問題なし。

2日目:ロスから持参した食材でランチ用のサンドイッチを作り、June Lakeに出発。山に囲まれた静かな湖。ボートを借りて、湖面を渡る風に吹かれながら、周りの景色を楽しむ。エンジンを止めて、湖の真ん中で、持ってきたランチをほおばる。なんと贅沢な時間でしょうか。カヤックにも挑戦。岸に戻る時は向かい風で、なかなか進まず、焦りましたが、なんとか無事に到着。

Newport Beach


3日目:今日は、マンモス山のハイキング。ハイキングのスタート地点では、森林レンジャーのお姉さんが注意事項や説明をしてくれました。大きな木々に囲まれたハイキング道を、小川のそばを通ったりしながら歩き、目的地のRainbow Fallに到着。8才と6才の孫も、「もう歩けない」と言いつつも、なんとか頑張って6キロ歩きました。帰りには、Mono Lakeに寄りました。北米大陸で最も古い湖の1つ。湖底にある石灰石の柱が露出して、なんとも奇妙な形。又、非常に塩分が高く、石を投げるとふわっと浮いてきます。

4日目:Airbnbなので、ゴミ出し、シーツやタオルなどの洗濯物をバスルームにまとめておき、戸締りをしっかりして出発。ヨセミテ国立公園へ。車の窓から見える山々の頂には雪が残っています。雄大な景色。ハーフドームや、世界一の花崗岩の一枚岩エルキャピタンも見ることが出来ました。ヨセミテでもハイキングをしたかったのですが、ハイキング出発地点の駐車場が満杯で、車を止めることができず断念。夏休みは混みあうので、朝早くに行かないとだめだと後で聞きました。車で走っていると、ふと目に飛び込んだのは鹿。林と林の間の野原にすっと立っていました。途中で、セコイアの大木を見に行き、その後は、一路ロスへ。

自然を満喫し、長い間読もうと思っていた本もやっと読むこともできたし、リフレッシュできた4日間でした。

Newport Beach


» Elena's Corner Vol. 6
Elena Powell

Elena Powell
皆さんこんにちは。エレナです。夏は旅行シーズン。私も、故郷ウクライナとイギリスに行ってきました。旅して思うのは、文化の違い。特に人々のマナーや行動。例えば、、、

Cultural differences

Summer is a traveling season. I just recently returned from a trip to Europe, where I visited my family in Ukraine and toured some parts of England. Every culture has its traditions, be it food, clothing, or holiday celebrations. But what caught my attention right away is people's manners and behaviors that differ so much among the countries.
For example, in Ukraine, people talk loudly and emotionally to express excitement or just a reaction to something, but to others, it may seem they are arguing or fighting. In England, people are exceptionally polite. While riding the London Tube, I witnessed several times how even a homeless person demonstrated extraordinary politeness in asking the passengers on the train for some donations and didn't seem demanding or impatient, although he was obviously penniless and everyone just ignored him.
We forget that our way is not the only way. To avoid culture shock and feel more accepted in a new environment, it's a good idea to mind the customs of a foreign country you are visiting or staying permanently.
It's been many years since I moved to the United States, but I still remember some customs that I found surprising at first. Here is a little list.

Newport Beach

● When you meet someone for the first time, a handshake is the most common gesture. But don't be surprised if you even get a hug from someone you barely know.
● Smiling at strangers and saying hello to them when you encounter them in the street or an elevator is a norm in the United States, especially in smaller towns.
● Hearing "no problem" after you thank someone, although you didn't imply you could be causing someone a problem, seemed a bit strange to me at first. You can also say, "you are welcome."
● If you don't say "bless you" after you hear someone is sneezing, you might come across as impolite. In response, the sneezer is expected to reply "thank you" and say "excuse me."
● Avoid being overdressed. In the United States, people mostly wear casual clothes. I was disappointed. I love more creative choices of clothes.
● It is common for people in the US not to take their shoes off at home, even on the carpeted area. I guess they must clean their floors quite often.
● When someone gives you a gift, you are supposed to open it in front of them. To me, it often felt uncomfortable and somewhat awkward.

A famous saying goes, "When in Rome, act like Romans do," which means you need to follow the customs of a culture you are exposed to. That way you will feel less an outsider and more as if you belong.
The internet is full of information on etiquette and manners in foreign countries, such as tipping at restaurants, punctuality, level of openness, etc., so you can do your research on those topics.
What do you think a foreigner might consider strange about your culture? What would you tell someone who is about to visit your home country?

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