Institute of Global Education
2月といえば、バレンタインデー。女性が男性にチョコレートをあげる日本とは異なり、アメリカでは、男女関係なく普段仲良くしている友人とチョコレートやお花を交換します。さすが、男女平等の国!カップルもシングルの人も、なぜかハッピーな気分になる日ですね。

今月のIGE
新着! 留学生体験記
日本の大学商学部を卒業。大好きな映画のセットを作るプロダクション・デザインの勉強を決意し、サンフランシスコにあるAmerican Art of Universityに編入。今年卒業した後はLAに移り、実践と経験を積む予定。超ポジティブ志向の大脇綾華さんの留学体験記。
大脇 綾華さんの留学体験記はこちら >>

現役留学生コラム Vol. 5
留学したらどんな生活? このコーナーでは、実際に留学中の学生からの生の声をお届けします!
片桐亜希子さん
日本生まれグアム育ち。完璧な英語と日本語を使いこなすバイリンガル。NATAアスレティックトレーナ学科と演劇学部のダブルメージャー。忙しい学生生活を送る傍ら、留学生のサポートを是非したいとIGEスタッフとしても活躍中。気さくな性格で多くの留学生の支持を得る。
入学してからもラクじゃない・・・
皆さんお久しぶりです!カリフォルニア南部にあるチャップマン大学に通う三年の亜希子です。季節は冬!夏女の私には、この寒さは耐え難い時期です。でも、この辺りは、朝の気温は吐く息が白いほど低いのに、昼間は半袖になってしまえそうなほどぽかぽかです。

今日は、アメリカの大学の試験のことを話したいと思います。アメリカの進級のための試験は、ハンパではありません。学期(セメスター)中に、ミッドターム(中間試験)とファイナル(期末試験)の二つがあります。試験期間中なのに、抜き打ちテストやグループプロジェクトやレポート作成など、こなさなければならない課題がたっっっくさんあって大変です。学期最終週は、1日ほとんど2・3時間程度の睡眠をとっていたり徹夜ばかりしていました。というわけで、試験が終わった直後の過ごし方は、皆様々です。爆睡して一日中寝ていたり、盛大にパーティーを開いていた人もたくさんいました。ちなみに私は、友人の家で歌って踊って、本当に大盛り上がりでした。

さて、試験の話題に戻りますが、私の専攻は演劇なので「試験」と言っても特殊です。 演劇関係の試験では、筆記は一クラスだけ。後は、全部パフォーマンスです。演劇のための太極拳というクラスを受けていて、22項目分の動作とスムーズさを採点されます。 Voice and Movementという授業では、チームを組んで今まで習った技術をおもしろおかしくアレンジして、グループ発表会のようなものを開きます。

この授業では、発声の練習や舞台の上での呼吸法、自分をもっとよく知るためのイメージトレーニングや、即席で思ったことを怖がらずに発するトレーニングをしました。感情的になって授業中に大泣きしてしまった人も・・・。私もそのうちの一人でしたが、教授たちはそんな生徒たちを責めることは絶対にしませんでした。「泣いている人をお手本としなさい」と逆に誉めて、自分の感情の出し方や何が原因でその感情が生まれたのか覚えておきなさいと指導してくれました。おかげで、この数ヶ月足らずでたくさんの知らない自分に出会えました。 演劇を専攻する上で、重要なのがオーディションを受けることです。受けることに意味があると私の教授は言います。今学期だけでも、最低8つのオーディションがあったかと思いますが、どれもチャップマン大学の劇場で披露される大イベントです。1年生から4年生まで何百人もの生徒がオーディションを受けます。もちろん選ばれるのは一握り。私も何度も受けましたが、結果がなかなか出ず、少し落ち込みました。でも、そんな経験をすることは最初からわかっていたこと。演劇を専攻したからには、そんなことでへこたれている暇はありません。次のオーディションでベストを尽くすだけです! 2008年は始まったばかり。精一杯悔いのないよう頑張りたいと思います!

Yoshikaの英語ワンポイントレッスン Vol. 6

これはタメになると大好評!ネイティブのカウンセラーによる英語ワンポイントレッスン! 一つ一つは簡単な言葉だけど、組み合わさると意外な意味になる。この中でいくつ分かるかな。

AMERICAN PHRASES (2): WHAT DO THEY MEAN?
In all cultures, there are phrases and expressions that often have a different meaning than you would think. Here is a list of common American phrases and idioms, their meaning and the phrase used in an example.

The Jig is Up
- (You) are caught; the deception is uncovered; the plan has been foiled. 万事休す。もうだめだ。
- EX: "The jig is up for Mary. She was discovered cheating on her test"

Jump on the Bandwagon
- To become part of something because everyone else is doing it. 皆がやっていることと同じことをする。時流に乗る。
- EX: "I decided to jump on the bandwagon and start exercising."

Let the Cat Out of the Bag
- To reveal a secret. うっかり秘密をばらす。
- EX: "Lisa let the cat out of the bag about Tim’s surprise birthday party."

Lo and Behold
- To call attention to a surprising truth. 驚いたことに。
- EX: "I was looking for my keys and, lo and behold, they were in my pocket the entire time."

On Cloud 9
- A feeling of euphoria, absolute joy and peace. 有頂天。至福の状態。
- EX: "She was on cloud 9 after he professed his love to her."

Once in a Blue Moon
- To happen only on rare occasions. めったに〜ない。
- EX: "My son visits me once in a blue moon."

Paint the Town Red
- Spending a wild night out, usually involving drinking. 大いに飲み歩く。
- EX: "My friends and I are going to paint the town red in Las Vegas."

Pot Calling the Kettle Black
- To say something about someone else which is actually true of yourself (hypocrisy).
  自分のことを棚にあげて、人を批判する。目くそ鼻くそを笑う。
- EX: "Tim is always late for class but he accuses me of being late. That’s like the pot calling the kettle black."

Pushing the Envelope
- To go outside of normal boundaries to achieve a target or goal; be innovative. 既成概念の枠を超える。
- EX: "His performance at work is pushing the envelope."

Put My Two Cents In
- To state your opinion, whether it was requested or not. 話に割り込んで意見を述べる。口を出す。
- EX: "If I can just put my two cents in: you shouldn’t buy that hat because it is ugly."

特別記事 <現地レポート> ラスベガスへ行ってきました!ピラティスプログラム報告
IGEの日米のスタッフが交代で、留学を考えている皆さんに、情報提供や日頃感じたことなどをお伝えします。今回は、1月に行われたピラティス・プログラムのサポートのため、ラスベガスに行ったIGEアメリカ宇佐見牧子の報告です。

毎年、1月と5月に行われているピラティスインストラクター養成プログラムに参加されている皆さんを応援する為、ラスベガスへ行ってきました。このプログラムは、ネバダ州立大学ラスベガス校で行われており、日本にもスタジオを持つドリー・ケラペスさんが講師をしています。今回はアメリカ人生徒が16名、日本人の学生の方が4名参加していました。参加者の方々の応援、また滞在中困っていることはないか、授業にはついていけているか、インターンシップは順調に進んでいるかなどを確認する為、毎回ラスベガスを訪れています。

参加者の方に順調かどうかお尋ねすると、「思ったよりもドリーがゆっくり話してくれるので、ほとんどわかります!」と頼もしい返事でした。参加者同士でわからないところは教えあいながらプログラムを乗り越えているそうです。インターンシップを行うスタジオでは、シルクドソレイユのショー「KA」でメインダンサーを努める高橋典子さんにも会ったそう。有名なダンサーとは知らずにお友達になり、ショーに招待されバックステージも案内してもらったそうです。授業以外にもラスベガスを満喫している様子で、同じくシルクドソレイユのショー「O」に出演しているクラスメートにもショーを見に行きバックステージに連れて行ってもらったそうです。

このプログラムの講師、ドリーさんは毎年何度も日本を訪れ、日本の文化や言葉にも身近に接しています。だから、日本人が理解しやすいように話してくれるそうです。外国であることを忘れるくらい心地が良いと日本を絶賛する彼女。有名人なのに本当に気さくな、会う度に元気の出る憧れの女性です。いいものを世界に広めたい。そんな想いが集結し、このIGEピラティスインストラクタープログラムとして誕生して4年。これからもドリーさんの世界での活躍が見られそうです。

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