特別記事 <現地レポート> 重度の障害を持ちながら再度の留学に挑戦!
IGEの日米のスタッフが交代で、留学を考えている皆さんに、情報提供や日頃感じたことなどをお伝えします。今回は、IGEアメリカの平田貞美が、現在2回目の留学に挑戦している川端梓沙さんをご紹介します。
川端梓沙さん
昨年の編集後記でも紹介しましたが、今年成人式を迎えた20才の女性。生まれつき重度の脳性まひで、自力で動かせるのは、左肘から先と、首から上だけ。両下肢は使えないので、車椅子での移動。小中学校は、お母さんの付き添いで、公立学校に通学。しかし、高校は受け入れ先がなく、在宅で通信教育で学んでいました。将来を考えた時に、自分が動かせるのは、首から上。話すことはできるのだから、語学を学んで、将来の仕事につなげられないだろうか、そんな夢を抱きました。あちこちの留学業者に聞いても、重度の障害者の受け入れは困難との返事で、あきらめかけていた頃に、IGEに問いあわせをしてくれたのです。実は、私は日本で養護学校に勤務した経験があり、個人的にも何とか実現させたいと思いました。受け入れの学校は決まったものの、問題はホームステイ先と介助の体制。さいわい介護のプロのホストファミリーが見つかりました。そして、昨年の夏、3ヶ月間の語学留学を実現。最初はホームシックで苦しんだものの、帰国するおりには、次は半年間の留学を決意しました。
今年は、その決意を実行に移し、2月の中旬に再渡米。前回と同じ語学学校に通っています。1ヶ月経過し、先生やクラスメートも親切で、楽しんで通学しています。ホストマザーは、「彼女は、不自由さがあっても愚痴をいわない。我慢強いし、優しい。」とベタほめ。エミリーというアメリカン・ネームもつけてもらいました。
今の問題は、足の痛み。夜間も、障害からくる股関節の痛みで、何度も目が覚めます。でも、そのたびにホストファミリーを起こすのは申し訳ないと、できるだけ我慢しています。せっかく登校しても、痛くて車椅子に座っていることができず、ソファに横になっていることも。現在、痛みを緩和する処方薬が届くのを待っているところです。次から次に問題は起きますが、梓沙さんは、決して、留学を止めようとは言いません。自分を支えてくれる家族や周りの人々への感謝の思いがあるからです。梓沙さんは、昨年1月に父親を突然の病気で失いました。お母さんは、障害児のデイケアセンター(NPO)を運営していますが、日本で頑張って働いているお母さんを思うと、あきらめるわけにはいかないのです。家族以外にも自分のことを知って応援してくれている人が沢山いることを知っています。帰国後は、NPOが立ち上げる予定のフリースクールで英語を教えたり、カウンセラーとして働きたいと思っています。さらには、通訳として、日米の障害者の交流の役に立ちたいという夢も。重度の障害があっても、自分に何ができるか、どう社会に貢献していけるか、と前向きに生きる梓沙さんからは多くのことを教えられます。
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Yoshikaの英語ワンポイントレッスン Vol. 8
これはタメになると大好評!ネイティブのカウンセラーによる英語ワンポイントレッスン!
アメリカでは、クラスで、お店で、ちょっとした顔見知りや全く初対面の人とも、気軽に挨拶したり、簡単な会話を交わします。散歩ですれ違う見知らぬ人にも、笑顔で"Hi"。(日本では、変なヤツと思われそうで、できない?)笑顔や挨拶、"Small Talk"は、人間関係をスムースにする優れものツール。簡単でしかもタダ。どんどん使いましょう!そこから、○○が芽生えるかも?
Learning any foreign language can be difficult especially when you are not living in that foreign country. Many languages are created over the years in a given society to create slang terms or idioms. The following are a compilation of common American expressions and conversation pieces you may not learn through an English language program.
- When encountering or greeting your peer, an American might ask you: "What’s up?" It is a casual way of saying "how are you?", "how's it going" and "what's going on?" You can answer literally or with another question. For example:
- Answer: "Nothing much, what's going on with you?"
- Answer: "Hey, I'm good. How are you?"
- Answer: "It's going good, thanks. How about you?"
- Answer to "how's it going": Not too bad, and you?
- When encountering or greeting your peer, an American might ask you: "What’s up?" It is a casual way of saying "how are you?", "how's it going" and "what's going on?" You can answer literally or with another question. For example:
- "Take it easy" = similar to "take care"
- "See ya later" or simply "see ya" = see you later
- "Good to see you, bye!"
- Small Talk: light informal conversation for social occasions; also known as "chit chat." Small talk is used in passing, in a social setting. It is also used as an "icebreaker" = an introduction with someone in order to reduce tension or nervousness. You may want to use small talk if you are at a party in order to break the ice with people you do not know. Here are some common ice breakers to strike up (commence) small talk:
- What are you drinking?
- How do you know the host?
- Do you go to school?
- What do you do for work?
- On the telephone: Please note that when Americans are ending a conversation, they say "bye" before hanging up the phone. In Japan, conversations on the phone do not have a finale; it's simply "domo."
- A great website for common American slang terms can be found here (hyperlink to: http://www.urbandictionary.com/
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