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2016年2月12日

世界で活躍するアメリカ留学生たち パート 6 – vol.040

このシリーズでは、アメリカで教育を受け、世界で活躍しているアメリカ留学生たちを紹介しています。英語、専門知識は当然のことながら、世界で生きていく力も身につけた留学生達。それぞれ個性的でパワフルな人生を駆け抜けています!

第6回は フレンド広子さん シンガポール在住

現在、シンガポールを拠点とするパワーストーンジュエリーショップ代表取締役。元プロテニス選手。ジュニア時代はグランドスラムジュニア部門に出場。ITF世界ジュニアランキング最高8位。青山学院大学卒業。テニスプレーヤー引退後、カリフォルニア大学サンディエゴ校の英語プログラムへ留学。その後、ロサンゼルスの大学でジャーナリズムを学び、読売アメリカでインターンシップを経験。ライターとして働く。冬季長野オリンピックの際に、毎日新聞専属通訳として日本へ帰国。以後、スポーツ雑誌やジャパンタイムス、博報堂などでジャーナリスト、翻訳、通訳、編集者として活躍の場を広げる。

フレンド広子さん

<長野オリンピック時の記者ID>

結婚、出産を機にリメディアルセラピー(オーストラリア)の資格を取り、2009年にシンガポールでスポーツセラピークリニック「ReFtit」を開く。2012年、デズモンド・リー、ジョアン夫妻と出会い2014年にジュエリーブランド、Sαllüを立ち上げる。宝石鑑定士(GEM-A 英国)& ジュエリーカウンセラー、代表取締役。3児の母。

フレンド広子さん

<娘さんと一緒に>
10歳から23歳までテニス選手として一年の半分を海外で過ごす生活を送った広子さん。勝った負けたの毎日。一番の息抜きは訪れる街を試合の合間に探索することでした。引退後、迷わず、以前トレーニングに訪れたカリフォルニア州サンディエゴへの留学を決めました。留学先では、英語学校でまず英語をブラッシュアップし、その後、以前から興味のあったジャーナリズム専攻で大学へ進学。

フレンド広子さん

<ユースカップ世界大会 オーストラリア開催 日本代表で銅メダル獲得>
この留学中、出版科ジャーナリズムコースを専攻。ロングビーチ地区のカレッジを対象にしたジャーナリズムコンペティションがあり、クラスでライター、編集、カメラマン、校正、レイアウト、それぞれ選考し、広子さんの記事が選ばれライターとして参加。結果、雑誌部門で優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げました。

ジャーナリズムは人とのコミュニケーション力が大切という考えから、心理学の勉強にもはげみ、そのときの先生がとてもユニークでケーススタディを中心に「どうしたら人は心を開くか」という課題があり、心理学的なアプローチを学んだそうです。

その後、読売アメリカのロサンジェルス支社にてインターン記者として取材、執筆。ベテラン記者の方たちに取材の仕方、記事の書き方から記者としての心構えなどいろいろなことを学ぶました。

インターン中に、元選手時代に取材を受けたことがある記者に帰国後の仕事を相談。その年の冬季長野オリンピックで毎日新聞社専属の通訳の仕事が決定し、日本に帰国。その後、新聞、雑誌等で記者、編集者として経験を積む。

「10歳から海外にでていたので英語は必須だった。現役中からジャーナリズムに興味を持ち、「私は英語が話せるから」とたかをくくっていたのだが、引退後、話せるだけの英語でなく、コミュニケーションからその先を展開していけるための理解力、語彙力、表現力、文章力、そして何よりも様々な文化を理解し、そのうえで物事を正しく判断していく力が必要だと感じた。その意味で、アメリカ留学はジャーナリズムだけでなく、その後展開していった違う業界での仕事、さらにどこに住んでもその土地の人々や文化の理解ができるなど、私の人生というキャンバスの色どりを華やかにしてくれた。」と語る広子さん。

なんでも積極的にポジティブに取り組み、その中で様々な人に出会い、そこからビジネスチャンスが生まれ、選手時代テニスにかけた思いと同じように、現在自身のジュエリーショップ経営に全力を尽くしています。

フレンド広子さん

<経営するジュエリーショップにて>

IGEスタッフ Makiko

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