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新型コロナウィルス 明るい話題をと思いましたが、なんといっても現在の関心事は、中国から感染が報告された新型コロナウィルスでしょうか。日本やアメリカでも感染者が見つかっており、拡大が心配です。特に、アメリカはなぜか風邪をひいてもマスクをしない人がほとんど。これをきっかけに、マスクの着用がマナーとして定着してほしいです。


≫ <ハイブリッドクラス> IGEアメリカ 平田貞美

先日、地元の私立高校を訪問しました。IGEからの留学生もお世話になっていますが、少人数で、生徒一人一人のニーズに合わせて、臨機応変に対応してくれます。そこで聞いた言葉が、「ハイブリッドクラス」。車でおなじみのハイブリッドという言葉ですが、ハイブリッドクラスとは?

簡単に言うと、教室で対面で行う従来の授業と、自宅でオンラインで行うプログラムを併用することです。オンライン学習でも、もちろん担当の先生がモニターして、進み具合を細かくチェックします。

生徒によっては、オンライン学習が適している場合もあります。例えば、病気で欠席が多い場合。また、グループで、皆が同じペースで進むと、理解しないまま、次に進んでいきますが、オンライン学習では、自分のペースで集中して勉強できるというメリットがあります。もちろん、従来の対面式授業の良さもあります。人との協調性や社会性、コミュニケーション力を養うことは、自宅でのオンライン学習では出来ません。従って、それぞれの良さを生かすハイブリッドクラスを増やす方針とのことでした。

コミカレや大学では、こうしたハイブリッドクラスがかなり増えているようです。仕事や子育てをしながら、学業を続けている人もいますので、そういう人にとっては、両立しやすいシステムだと言えます。ただ、教室の授業が少ない代わりに、自分でやらないといけない課題が多く、かえって忙しいという声もあります。いずれにしても、時間を有効に使って、与えられた課題をこなす時間管理能力が培われそう。これは、社会に出ても必要な力なので、良い訓練になるかもしれませんね。

ハイブリッドクラス

余談ですが、地域の公立小学校では小学5年から高校3年まで、生徒一人一人にiPadが支給されています。もちろん、宿題もiPadで。これは、住民が投票で、21世紀のテクノロジーに対応するための教育施策に賛成して、実施されています。小さい時から、iPadを使いこなしている姿を見ると、テクノロジーの進化が良いか悪いかはさておき、コンピューター・リテラシーの面で、日本とアメリカは大きく差が開いているなと実感します。


≫ 現役留学生コラム Vol. 142

<念願のアメリカでアスレティックトレーナー本格始動!> 大橋 司さん

  こんにちは、現在アメリカでアスレチックトレーナー(AT)として働いている大橋司です。
日本で理学療法士として、3年間の病院勤務をした後、ATになる為に、アメリカ留学を決めました。今後のキャリアを考えたときに医療者としてスポーツ医療に特化して関わりたいという願望と、単純に英語が話せるようになりたいという気持ちでした。そして渡米してから4年後、Gannon University(ペンシルバニア州)の大学院ATプログラムを卒業し、Board of Certification (BOC) exam、これは日本で言う国家試験に合格し、留学の最終目標であったCertified Athletic Trainer (ATC)になることができました。その後、就職活動を経て、現在、同州にあるShippensburg Universityにて、intern ATとして勤務しています。とても良いスタッフ達に恵まれたお陰で、貴重な臨床経験を積ませてもらっています。
この場を借りて、ATCを目指す方にとって少しでも有益な情報やアドバイスを2つ残せたらと思います。

1つ目は、BOCの勉強方法です。試験勉強として、私は3つの教材しか使いませんでした。その3つは、
(1)水色の表紙の"Athletic Training Exam Review"、
(2)ほとんどのATプログラムで最初に購入する"Principles of Athletic Training"、
(3)BOCウェブサイトにある"Practice Exam"
でした。

細かい勉強方法については、ホームページの体験談を参照してください。http://weexchange.com/taikenki/20191206/

実際にBOCを受けた感想としては、大学院プログラムの全ての授業を毎日一生懸命頑張れば、トリッキーな設問を除いて、特別難しくはありませんでした。今回私が紹介した勉強方法は私の方法なので、皆さんが快適に思う勉強方法を探してもらえばと思います。

2つ目は、OPT/労働許可証についてです。現在私は、OPTというシステムを利用して就労しています。OPT(Optional Practical Training)とは、学生ビザ(F-1)で就学している学生が、専攻した分野と関連のある職種で、企業研修を行うものです。OPTは、卒業の60日前から卒業後60日以内に移民局へ申請を行わなければなりません。数年前までは、移民局は申請受理後、3ヶ月間で就労許可書を発行しなければならなかったらしいですが、今は、現政権の指示により、外国人労働者への労働許可証を発行するプロセスが厳しくなり、移民局は、期限を設けずバックグラウンドチェックを行うことになったのです。

私自身このことを知らず、学校の留学生サポートセンターにも「通常3ヶ月位かかる」と言われた為、就労開始を予定していた日の3ヶ月半前にOPTの申請をしたのですが、承認され、労働許可証とSocial Security Numberが実際に届くまでに、5ヶ月弱かかりました。就職先は既に決まっていたのですが、それらが届かなければ実際に働き始めることができず、運転免許証も更新することもできず、ただただそれら承認を待つだけの時間を過ごしました。なかなかのストレスフルな期間でしたが、就職先の理解もあり、内定を取り消さずに許可証の到着を待ってくれました。今後の情勢によってこの期間は変化するとも思いますが、出来るだけ早く、OPTだけでなく就労に関する申請を行うことをお勧めします。

今回紹介したのは、私が学生時に知りたかったなと思った情報です。これらが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。何かご質問があれば、Shippensburg Universityのサイトに、私のe-mail アドレスも載っているので、気軽にご連絡ください。

 

私の左から、Head ATのWesley Mallicone、Assistant ATのRebecca Fitz

私の左から、Head ATのWesley Mallicone、Assistant ATのRebecca Fitz

Pennsylvaniaの冬は寒い!!

Pennsylvaniaの冬は寒い!!

Football練習の様子

Football練習の様子


» Elena's Corner Vol. 11
Elena Powell

Elena Powell
皆さんこんにちは。エレナです。ウクライナで生まれ、アメリカで育ちました。英語、ロシア語、ウクライナ語のトリリンガルです。カレッジのESL教師として、長年教えてきました。自分も経験があるので、英語習得の難しさは身をもって知っています。また、言語の習得には、その国の文化を知ることも大切ですので、アメリカ文化についても書いていきたいと思います。学生達の成長を見ることが出来るので、教えるのが大好き。趣味は、ダンス、テニス、ヨガ、新しい言語を学ぶこと。ニュースレターを通して、あなたの英語の先生になれることにワクワクしています。どうぞよろしく!

Relative Clauses (Part 2)

Valentines Day

Restrictive and Nonrestrictive Clauses
Relative clauses that provide essential or identifying information are called restrictive (or necessary) relative clauses. Relative clauses that provide additional information are called nonrestrictive (or unnecessary) relative clauses.
which versus that
That introduces restrictive clauses, and which introduces nonrestrictive clauses. We never put a comma before that and we always put a comma before which. In conversational English, which and that are used interchangeably. However, in writing, there is a clear distinction between them.
Valentine's Day, which we celebrate on February 14th, is a holiday of love. (Nonrestrictive clause because the relative clause provides extra information)
The flowers that are placed in the yellow vase are mine. (Maybe there are other vases, so it is necessary to identify the vase. Thus, it's a restrictive clause.)
who, whom, whose, where, when
Restrictive and nonrestrictive clauses are also used with who, whom, whose, where, when. No punctuation is used with restrictive clauses (necessary information). Nonrestrictive clauses (additional information) are separated by a comma.
My boyfriend, whom I met two years ago, proposed to me last night. (Nonrestrictive clause because it's the only boyfriend she has)
The evening when he proposed to me was romantic and unforgettable.
(Restrictive clause because it's one specific evening)
Reduced Relative Clauses
If relative pronouns (who, whom, which, that) function as objects in relative clauses, we can omit them.
The email (that) he sent was never received.
The girl (whom) he loves lives in a different country.
In relative clauses with auxiliary be as part of progressive or passive constructions, relative pronouns can be deleted.
The restaurant (that is) located near my home is expensive.
A girl (who is) taking chocolates out of a heart-shaped box has never had such a tasty treat in her life.
In relative clause with have or have not, the relative pronoun and have/have not can be deleted and replaced with with or without.
People who have no compassion are called heartless. People without compassion are called heartless.

Using relative clauses to comment on an entire idea
He had forgotten to make dinner reservations, which was a big mistake.
(He had forgotten to make dinner reservations. This was a big mistake.)
Quantifying expressions
She bought a few beautiful dresses, one of which she will be wearing tonight.
(She bought a few beautiful dresses. She will be wearing one of them tonight.)
I have many loyal friends, each of whom I greatly appreciate.
(I have many loyal friends. I greatly appreciate each one of them.)


 
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