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留学体験 - 馬場 歩さん

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一流のトレーナーになるには、技術・知識に加えて人間性磨きが鍵!

馬場 歩さん
理学療法士として活躍する傍ら、2014年3月に2週間のNATA短期体験留学に参加。帰国後トレーナーとして国際大会への帯同の夢を叶える。

<NATA短期体験留学>

私は日本で理学療法士として病院に勤務し、整形外科・スポーツ整形外科の分野に4年間携わってきました。また、病院に勤務する傍ら、地元の子どもたちへの運動指導や、障がい者スポーツのトレーナーとして、スポーツ現場での活動もしていました。

その中で、私が短期留学をしようと思ったのは、日本国内での、あるATC(NATA公認のアスレチックトレーナー)との出会いがきっかけです。 その方のATCとしての姿勢や技術、パーソナリティを尊敬した私は、そのATCを育てたアメリカのアスレチックトレーナーの現場に漠然とした憧れがありました。それに加えて、スポーツ大国であるアメリカの、アスレチックトレーナーの現場でアスレチックトレーニング学を学ぶことに興味がありました。

とはいえ、いざアメリカへ留学して、ATCのプログラムに入るためには語学力や知識、お金など必要な物がたくさんあります。また、たくさんのお金や時間をかけて、ATCの資格を海外で取ることが、今の私がやりたいことに対して本当に必要なことなのか、正直悩んでいました。

だからこそ、百聞は一見にしかず、何でもLet’s try !がモットーの私はIGEでの短期留学を決めました。IGEを選んだ理由としては、スポーツ留学に関してのパンフレットや説明が詳細であったことや、個人の要望に合わせてカスタマイズしてもらえることが魅力でした。 留学までの事前計画や履歴書へのアドバイスなど万全にサポートしていただきました。おかげで、ATCのインターンシップだけでなく、わたしが海外で経験したかったこと( 語学学校へ通うことや、PTクリニックの見学、ピラティスレッスンなど) を短期間ですが全て網羅し、大変充実した短期留学ができました。

渡米してまず不安なことは語学力でした。そのため、語学学校へ通いました。高校時代、英語は得意な方でしたが、いざ会話となると最初は全く話せませんでした。しかし、日本人は誰一人いません。2週間の語学学校で、何とか身振り手振りを交えてコミュニケーションが取れるようになり、友達もできて、わからないなりに、話をすることが楽しくなりました。 仕事の関係で、海外の選手と話をする機会があるので、この経験は私にとって大変素晴らしいものでした。

また、午前中に語学学校に通い、午後からは一番楽しみにしていたATCのインターンシップです。ここ のアスレティックトレーニングルームでは、チャップマン大学の学生アスリートたちが、リハビリやコンディショニング、トレーニングをATCの指導の元で行っています。ここでは、ATCのトレーニング指導やマニュアルセラピーなどを実際に見学したり、アスリートと一緒にトレーニングをしたり、テーピングを巻くなど様々な経験をしました。中でも驚いたのは、ATCは怪我をした後の縫合した創部の処置ができることです。日本では、抜糸はDrが処置をします。アメリカでは、ATCが救急処置に関しての知識を十分に持ち合わせているため、そういった処置が認められているそうです。(※縫合はできないとのこと。)私も、ATCの指導の元、選手の抜糸を一部実施させてもらいました! 私の指導に当たって下さったATCはやはり、ATCのことだけでなく、リハビリに関しても深い知識を持ち合わせており、技術的な指導だけでなく、私が国内で治療に苦慮した患者の相談にも快く乗って下さり、考え方や実際のリハビリ、アスレティックトレーニングまで、実技を交えて教えて下さいました。彼女はATCの立場から、私は理学療法士の立場から、そういった意見の交換・ディスカッションの時間が大変有意義な時間でした。 また彼女は、学生たちからも厚く信頼されており、やはり一流のトレーナーには知識、技術だけでなくパーソナリティも必要であることを痛感しました。わたしも彼女のように、これから知識や技術だけでなく、人間性も磨いていきたいと思います。

総じて、この短期留学での経験は、私の人生の中でターニングポイントとなりました。今回の経験で、私が進むべき道や今後の人生の目標が明確なものとなりました。また、語学学校や、大学でできた友達は、今でもメールやフェイスブックで交流があります。勇気を出して、一歩外の世界に踏み出せば、きっと何かが変わります。私はこの留学の後、理学療法士として整形外科のクリニックに勤務する傍ら、トレーナーとして様々な大会に帯同し頑張っています。国際大会への帯同という夢もかなえることができました。私は、こういった形でスポーツの分野に携れることに幸せを感じています。今後も、世界を舞台に活躍できるセラピストになるために努力していきたいと思います。

新たな世界に挑戦することは勇気が要りますが、ずっと悩んでいる自分でいるよりも、挑戦した今の自分のほうが、一年前の自分よりずっと好きになれると思います。皆さんも、ぜひ、夢に向かって挑戦してみてください。

(2014年6月)