スタッフ記事 <日米交通事情> IGEアメリカ 土屋賢人(まさと)
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こんにちは。土屋賢人です。メルマガへの登場は初めてですね。今後とも宜しくお願いします。さて、最近日本へ行ってまいりました。弾丸トリップだったので、あまりゆっくりはできませんでしたが、数年ぶりの日本は、色々な変化があり新鮮でした。
みなさんは日本に短期で旅行に来る外国人、海外在住邦人が購入できる、ジャパンレールパスというものをご存知でしょうか?定められた期間の間、JR在来線、新幹線などが全て乗り放題という優れものです。今回は1週間をチョイス。約3万円ほどで、日本中どこでも行けてしまうわけです。
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残念なことに、今回が海外在住邦人が購入できる最後のチャンス(外国人用は今後も購入可能)と聞き、迷わずゲット。張り切って日本へ向かいました。
早速、新幹線に乗車!いつのまにか形が変わっていて斬新!(皆さんにとっては普通かも)
そして、気付いたことがありました。「このパス、のぞみに乗れない...」。駅によっては、1時間に1〜2本しかなく、逃してしまうと大幅なタイムロスに。なるほど、そんなに甘くはないようですね。それでも1週間乗り放題で3万円はお得!そう自分に言い聞かせて1週間乗り切りました。
日本に行く度に感動することは、なんと言っても、公共交通の発達度です(もちろん食べ物のおいしさもありますが)。電車、新幹線、バスもそうですが、タクシーなどもあちらこちらで見かけます。アメリカはなんと言っても車社会で、車がなければナカナカ思うように行動できません。仕事に行くのも車。スーパーに買い物に行くのも車。友人との待ち合わせも車。家族ででかけるのも車。僕の住んでいる内陸部のエリアは特に、公共交通がほとんどないので、車が故障でもすれば、陸の孤島のようになってしまいます。ですので、毎日渋滞との格闘です。家を出て、高速に入ると毎日、このような状況です。
しかし近年、アメリカでも公共交通の重要性が考えられ、鉄道やバスなどの路線を充実させようとしています(あまり進んでいる気はしませんが笑)。またこのような国だからこそ、UBERやLYFT、ライドシェア等といった新しい交通サービスを生み出すことができたのだと思います。それぞれの現状の問題を直視し、それに対してのソリューションを創り出す。人間の創造性というか知恵というものに感銘を受けます。またアメリカにはそういう柔軟な発想を育む土壌があります。日本でも満員電車を不快感を解決する画期的なアイデアができれば大ヒットするかもしれません。是非、アメリカで学んで、思考力を身に着けて、色々なことにチャレンジしてみてください。
今日もカリフォルニアは最高の天気です!
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