現役留学生コラム Vol. 123
留学したらどんな生活? このコーナーでは、実際に留学中の学生からの生の声をお届けします!
<アメリカでの1年とこれから>
"Can I get Big Mac as a meal??," マックのドライブスルーで、緊張せずに普通にオーダーしている自分を見て、「あ、英語しゃべれるようになってる。」と自覚することがたまにあります(笑)。2017年1月19日にアメリカに来てから、カリフォルニアのオレンジにある "Santiago Canyon College" というコミュニティカレッジに、約一年間通っていて、UCLAへの編入を目的に勉強しています。こっちに来た大きな目的は、将来起業するために、英語をモノにし、いろんな国、人種と関わって国際人としての経験値を養うことです。
英語力に関しては、こっちに来てからまず絶望しました。「学校で習う英語は、こんなにも通用しないものか」と。冗談抜きで、高校時代ブイブイ言わせてた英語が全く通用せず、 "How are you?" に対して、"I’m fine thank you, and you?" と答えたときの相手のしかめっ面を、今でも鮮明に覚えています。
マックでオーダーができず、銀行で口座が作れず、学校に行っても、他の国の人たちの英語力に感心するとともに、自分のスピーキング力の低さにがっかりしました。ただ幸いなことに、すぐにたくさんの友達ができ、彼らと話しながら使える英語とそうでないものがだんだんわかるようになってきて、彼らの助けもあり、6か月が経つ頃には授業中に発表できるようになりました。それからさらに6か月たった今、発音こそはおそらく完璧ではないと思うけど、普通に友達と話したり、授業中に発言したり、日常生活で困らないほどになりました。
経験から言いますが、日本の英会話教室や大学では身につかなかったであろう英語力を身に着けることができました。「日常英会話ぐらいは。。。」よく短期留学生が口にするのを耳にしますが、それが非常に難しいことを知ったとともに、アメリカに来ることの意義を体験した一年でした。ただ、まだ3年間学校に通います。ビジネスに必要なレベルの英語をこれから身に着けていきたいです。
また、先ほども述べた通り、友達をたくさん作れたことが、大きな成功の元だと思います。アメリカ人はもちろん、他の留学生と関わる機会がたくさんあり、その中で彼らと友達となるとともに、彼らの優しさに多く触れました。学期が変わり、クラスが終わった今でも、何人かで遊びに行くこともしばしばあります。彼らとの交流の中で、広い目で人を見ることを覚えました。国が違うため、宗教が違うこともよくあります。そういった広い目で見ることは、国際人としてビジネスを始めていくうえで大切になると思うので、これからも養っていきたいと思います。
こういった経験ができたのは、全てアメリカに来たおかげであり、浪人生だった私を全面的にバックアップしてくれたIGEのスタッフの方々のおかげだと思っています。今でも、平田さん夫妻には時々お世話になるなど、彼らのサポートあってのここまでの成功だと思っているので、とても感謝しています。
ただ、一旦こっちに来たらそこからは 自分との勝負です。日本の大学より宿題は莫大に多いし、授業も参加型なので意欲的になることが求められます。ただ、予習と復習をしっかりとやり、宿題とテスト勉強を怠らなければ、いい成績が取れると思います!私も高校生の時は、部活優先であまりまじめに勉強していませんでしたが、今ではGPA3.8/4.0をキープしています。なので、今まだ将来に不安を感じていたり、進路に迷っていたりする人がいたら、思い切ってアメリカに来る、という選択もありだと思いますよ!
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