留学体験 - 安島健人さん
コロナ禍のアメリカでアスレティックトレーナーとして就職!
安島健人さん
同志社大学スポーツ科学卒業後、渡米。Cerritos Collegeを経て2018年Northern Arizona University NATA大学院に奨学金を得て合格。
在学中にATC資格を取得し、2020年5月に卒業後、アメリカで就職。
在学中にATC資格を取得し、2020年5月に卒業後、アメリカで就職。
昨年の5月に アスレチックトレーニングの大学院を卒業し、NFLのインターンを経て、9月からテキサスのコミュニティーカレッジでヘッドアスレチックトレーナー兼、ストレングスコーチ兼、キネシオロジーの講師として働いています。コロナ禍の中での就活はかなり難航しましたが、良い上司に助けられ、今の学校で就労ビザをサポートしてもらえるところまできました。
アメリカの大学スポーツは、コロナ禍の中でも厳しいルールの元、何とか多くのスポーツが無事にシーズンを終えることができました。私の働いている学校でも、まず初めに手をつけたのはコロナウイルス蔓延をいかに防ぎつつ安全にスポーツをするか、のプラン作りでした。正直思い描いていたATC生活一年目とは大きく違い、コロナ対策に追われながらの大変な日々でしたが、今しかできない経験をしたとポジティブに捉えています。
今まで、アメフト、野球、サッカーのアメリカのプロスポーツ、NCAA1部校、高校、病院等での経験を経て今のコミュニティーカレッジで働いていますが、どの職場にも魅力的な点、そうでない点があり、色々な世界を見てから自分に合う仕事を選ぶことが大切だなと感じています。
目につきやすいのはプロスポーツで働かれているATCの方々のご活躍ですが、この仕事の良いところは、どんなレベルのスポーツ、どんな職場でも、担当するアスリート、患者の方の目標に向かって大きな力になれて、日々新たな学び、発見を得られるところです。今は夏休みで、来シーズンへの充電中です。目標の全米チャンピオンに向かって、精進していきます。
帯同した全米ジュニアカレッジバスケットボール大会のアスレチックトレーナー専用パス