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留学体験 - 山田勇翔 (ゆうと)さん

航空工学を学んで飛行機を作りたい

山田勇翔 (ゆうと)さん
高校卒業後、渡米し、コミュニティーカレッジ在学中。 4年制大学に編入予定。

高校の時にカナダに一年間留学して、もっと自分の英語を生かしたいと思い、日本の高校を卒業した後、アメリカにわたりました。当初は2012年9月からOrangeCoastCollege(OCC)に入学するつもりでしたが、TOEFLの点数が足りず、急遽、値段が比較的安い語学学校のTOEFLコースに進学しました。コースはあえて、3か月半にしました。その理由はビザを取得するためです。3か月以上学校に通うと学生ビザが発行されます。ビザがあれば、スムーズにOCCに編入できること、そして運転免許を取ることができるからです。
こっちで運転免許の費用はDriving Schoolを含め、約$400でした。日本と比べると本当に安いです。学校も午前中だけの授業で、宿題はなし。日本を出るときの覚悟とは裏腹、とても楽な生活でした。

語学学校のおかげで、2013年1月に無事OCCに編入ができました。4年制大学とは違い、コミカレは、年2回、生徒を応募しているのでよかったです。OCCに決めたのは、オレンジ郡でも比較的評判がいいということと、留学生の対応がしっかりしていることが理由です。最初の学期は苦労しました。友達もできず、授業も追いつかず、孤独な日々ばかりでした。語学学校の時とは一転、授業がない日は朝から晩まで宿題と復習。食事もつくる時間がないので、毎日学校か近くのカフェで済ませていました。授業はもちろんすべて英語。いつも友達や先生に聞いて必死でした。最初のセメスターは数学のクラスを一つ落としましたが、ほかのクラスはよくできたほうでした。

しかし、いまでは友達も増え、カレッジにも慣れたこともあり充実しています。アメリカでやっていくにはタフな精神が必要です。そのためには、日々の努力が大切になります。コミカレは多くの人が大学編入をめざして、いい成績がとれるようにみんな必死に勉強しています。海外での生活は刺激的です。日本では得ることができない経験が毎日あります。それが、また自分自身への成長につながり、自分が理想としている未来の自分への近道だと思います。

コミュニティーカレッジは学費が安いため、興味があるクラスを取ることができるなど、利点があります。教授たちもコミカレと同時に、近辺の大学(University of California Irvine、California State University Long Beach)で教えている人も多いので、正直最初の2年間をコミカレで過ごしてから大学に編入したほうが効率もよく、お金も節約できます。コミカレでは、春と秋のほかに、短期で夏と冬にクラスを取ることもできます。通常は2年間ですが、単位を少な目にとって働きながら3年で卒業したり、学部を変更して3、4年間の計画で考えている人など、様々な年齢の人がいます。4年制大学とは違い、学部変更にリスクが少ないとうのも利点の一つです。