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留学体験 - 成おうきさん

不登校生からコミカレに進学、4大編入を目指す!

成おうきさん
東京都出身。中学、高校と不登校。ゲーセンへ入り浸りの毎日から留学。一転、生まれて初めて勉強が面白くなった。 現在(2010年)、オレンジコーストカレッジ在学中。

中学生の頃、ラグビー部に所属していましたが、3年生の大会で右足を怪我。学生時代の全てをラグビーに捧げていたので、この怪我をきっかけに練習に出られなくなってからは、学校へも行かなくなってしまいました。
中学2年の頃からスロットが好きだったのですが、不登校になってからは、朝から夜10時くらいまで1年間、毎日、スロット通い。高校に進学したものの、学校に馴染めず、そのまま不登校。このままでは、まずいと分かっていたものの、自分はどうしたいのか、どうするべきなのか、考えるのも億劫になっていました。

そんな時、留学という選択肢を、親から提案されました。最初は行きたくなかったのですが、親やIGEの平田社長の説得もあり、2週間のみの体験留学という約束で、渡米しました。1週間は語学学校に通い、残り1週間は、現役留学生と食事をしたり、大学を見学したり、ビーチに行ったり、アメリカの文化を体験。気がつけば、渡米前の”来たくない”という気持ちはなくなっていて、逆に、アメリカ生活を心から楽しんでいる自分がいました。何より印象に残ったのは、ほんの2週間の滞在でしたが、友達ができたこと。生まれて初めて、友達と色んな事を語ることができました。日本に帰国後、もう迷いはなく、”留学しよう!”と決意しました。

留学して本当に良かったことは、「様々な人との出会い、そして、様々な価値観との出会いがあったこと」です。友達と悩みを語ったり、それぞれの国の話をしたり、ファッションの話をしたり・・・人と触れ合うことがこんなにも楽しいことだと気付きました。

日本ではゲーセンやスロットばかりで、人生の話など一度も語ったことはなかったです。日本は、不登校というレッテルを貼られ、白い目で見られます。一方で、アメリカは、そうではなく、普通に受け入れてくれるので、とても居心地の良さを感じました。このように、アメリカには、心を開かざる得ない環境が整っています。

アメリカに来てからの生活はとにかく楽しい!英語の勉強すらおもしろく感じ、毎日、一生懸命勉強するようになりました。こんなに勉強したのは生まれて初めて。そのおかげで、英語はグングン上達し、気が付いたら上級クラスに上がっていました。

日本で英語を勉強するのとアメリカでするのとでは全然違います。英文法を中心に教わる日本とは違い、アメリカでは、スピーキングやリスニングにも力を入れ、実践的な英語を学びます。学校で習ったことは、すぐに生活で使えるので、頭にも入りやすい。また、自分の英語が伝わることに喜びを感じ、もっと勉強したいと思う様になったのです。日本にいたときは、全く勉強をしなかったのに、アメリカでは、自ら進んで勉強する様になったのが、大きな変化の一つです。

今年から、Orange Coast College(コミュニティカレッジ)に進学しました。将来は、UC系の大学への編入を目指しています。やはり語学学校のときとは違い、授業についていくのは大変ですが、自分でスケジュールを立てて勉強しています。平日は、大抵、学校から帰ってきて、すぐに勉強。週末は、息抜きがてら、友達と出かけるときが多いです。そして、思いっ切り遊びます(笑)。勉強と自由時間のバランスを上手くとって、充実した日々を過ごしています。

日本で不登校に悩んでいる人へ!まずは、体験だけでもよいので、留学に挑戦してみてください。数日、数週間でも行ってみる価値はあります。アメリカには、まだ体験したことのない世界が広がっています。きっと、人生が変わりますよ、僕のように…。