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留学体験 - 佐藤 麻衣さん

自分の成長のために転校を決意

佐藤 麻衣さん
2015年秋から、よりレベルの高い高校へ。

私は二年間Oak Grove Schoolという学校に通っていました。ここは、Pre-K(保育園)から12年生(高校3年生)までの児童・生徒が学んでいます。高校生は全部で52人というとても小さな学校です。

この学校は、授業の種類は少ないですが、ディスカッションなどがとても多く、生徒一人一人に合った授業内容を提供してくれます。ほとんどの日本人学生は、人数の多い学校からアメリカに来ていると思います。実際私もそうでした。最初は、こうした不思議な環境に慣れるのに時間がかかりますが、クラスメートや先生をよく知ることができるので、私はOak Grove School に9年生から10年生まで二年間通うことができとてもよかったです。

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でも、この秋からはCapistrano Valley Christian Schoolという学校の11年生に編入することになりました。転校を決めたのは色々な理由がありましたが、一番の理由はもっと自分を高めたいと思ったからです。

Oak Grove Schoolは私にとって、アメリカの学校に慣れるという面では、最適な学校でした。先生や生徒も優しく、私はとても充実した生活を送っていました。ですが、日本で競争率の高い中学校に通っていたため、勉強の面では少し不十分だなと感じました。特に日本人留学生は文法などは強いのですが、話す能力は低いです。そのため、最初はESLがある学校で英語の基礎的な力をつけることが必要になります。このOak Grove Schoolは留学生にとても親切で、テストや宿題も留学生用に作ってくれることが度々ありました。私は二年間この学校に通い、日本人も一人もいなかったため、本当に英語に没頭する生活を送ることが出来ました。そして、ESLが必要ないというところまで成長することができました。

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そうなると、私は将来の自分のためにも、少し上を目指したいという欲が出て、レベルが少し高い学校に転校することにしました。転校ということになると、人間関係もまた最初から作ることになります。今度の学校は人数も多いですし、不安もありますが、この転校という決断が、自分にとってベストな決断だったという結果になるように、新生活を頑張ろうと思います。