留学体験 - 太田翔大さん
英語を使って何がしたいのか、将来のビジョンを持つことが大事
フィラデルフィア カプランインターナショナルスクールに語学留学
きっかけはアメリカ1人旅
大学4年生、アメリカに住んでいる叔父を訪ねて1人旅をしたことが語学留学のきっかけです。その時は、コーヒーの頼み方も分からない、バスに乗りたくてもチケットの買い方も分からない、自分では何1つできない事に苛立ち、悲しくなりました。その時に、「これではいけない!」と思ったのが留学を決めた理由の1つです。
苦難の末、日常生活は困らない程度に!
日本人の少ない場所をあえて選び、英語漬けの毎日を送っていました。語学学校入学初日のクラス編成テストでは全く得点を取ることができず、一番下のクラスからスタートしました。とっさに英単語や会話のフレーズが思い浮かばないので、辞書を片手に友だちと話したり、先生と話したりとても大変でしたが、3か月頃から「なんとなく聞き取れるかも!」と思うようになってきました。6か月、9か月と月日が経つと、授業の内容や、友だちとのコミュニケーションも問題なくできるようになりました。友だちやホストファミリーと交流する中で少しずつ語彙力が増え、自分の伝えたいことや相手の言いたいことが理解できるようになったと思います。
さらにステップアップするために!
その後私は、ドラクセル大学という大学付属の語学学校に通い、半年ほど勉強を続けました。そこでは、大学の事務スタッフの一員として働くチャンスをもらい学生スタッフとして語学の勉強と仕事を両立させました。例えば、授業が終わると語学学校新入生のためのオリエンテーションの準備をしたり、週末行われるアクティビティーの企画を計画したりしました。大学の教授や先生、同僚の事務スタッフと英語でやり取りをするのはとても大変でしたが、英語の環境で、さらに海外で働くことができたのは私にとって大きな財産となりました。
英語を今後に生かすために
ただ英語がしゃべりたいだけではなく、英語を使って何がしたいのか自分に問いかけることが大切だと感じました。私は現在も海外で教育関係の仕事を続けています。未来の自分のビジョンをしっかり持つことが英語上達の近道だと思います。