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留学体験 - 川原侑大さん

NIKEバスケットボールキャンプ

川原侑大さん
2016年 アメリカに行くという夢が叶って、得たものはこんなにも大きかった!

時が経つのは早いもので、Nike Campへの参加、 LSI への通学、メジャーリーグ観戦などたくさん盛り込んだ2週間もすぐに帰国の⽇を迎えることになりました。

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僕が”アメリカ留学”を意識し、アメリカという国に興味を持ち始めたのは⼩学6年⽣のときでした。両親の影響で始めたバスケットボール。
そのころには、バスケやアメリカにあるバスケ世界最⾼峰のリーグNBAのテレビ観戦が⾝近にあり⽣活の⼀部になっていました。
そして、「本物のバスケに触れたい」「どんな練習、トレーニング、⽣活をしたらあんなに上⼿くなれるのか」が本気で知りたくなり、幼いながらに⼀つの夢・⽬標を持ちました。
“アメリカに⾏く” “アメリカで本場のバスケを学ぶ”
⽉⽇が流れ⾼校1年の冬、Nike Camp の開催を知ることになりました。

「現地でプレーできるチャンス」「本物を感じる絶好の環境がここにある」そう思い、短期留学を決意しました。
前で書いている通り、将来はアメリカでバスケに携わる。具体的に⾔えばNCAAでバスケを勉強しコーチになる。その夢を叶える最初の⼀歩として⾼校在学中の今、留学をするという選択をしました。

いざ、カリフォルニアの地に来てみると…
実際の雰囲気、国⺠性、景⾊に圧倒されそうでした。なんといっても夢のアメリカ。に⾃分が⽴っている。興奮でいっぱいでした。

ゆうだい

そんな中、Nike Camp が始まりました。⽶・⽇・中・韓など様々の国の9歳〜16歳までの男⼥が体育館を埋め尽くしてしまうほど集まりました。

Camp は午前中約3時間、昼休みを1時間ほど挟んで午後約2時間半1⽇中バスケ漬けでした。朝から⼣⽅までみっちりドリルが組まれ、10⼈ほどのコーチ・スタッフがつきっきりで指導、アドバイスしてくれました。
今回はただバスケをするために来ただけではないので、他に⽇本⼈がいましたがネイティヴスピーカーのアメリカ⼈や英語圏からきてる選⼿と昼休みを過ごし、わからないなりにも会話に参加するようにしました。

また、コーチにも はどんどん質問しに⾏きました。
とにかく、バスケを通して国境を越え、⾔語の壁にも⽴ち向かえた実感を持てたことがなによりおおきかったと思います。
そんなNike Campで印象に残ったことがあります。
今まで⾃分が体験してきた練習とは全く異なることで、刺激的でした。

1 つ⽬はいい⾃分の番ではない選⼿のことです。
いいプレーがあれば本気で喜ぶし、激励する。ほめる。
それも、僕の”ふつう”を遥かに超えています。叫び、⾶び跳ね、はしゃぐそんな⾔葉が合うかもしれない。決して、ふざけているわけではありません。選⼿が選⼿をお互いにリスペクトしている証拠だと感じました。

2つ⽬は、ゲーム形式での練習のときとこと。
4 on 4 のドリルでした。そのドリルにはルール「得点をとってもパスをくれたチームメイト、コーチに『Thank you!』と⾔う、

もしくは体で感謝を伝えないとそれを認めない」というルールがありました。 バスケットボールはチームスポーツ。自分が得点するために働いてくれたひとに感謝を言う。大切なことだとわかっていながら実際にできていないと、チームワークの重要性に気づかされました。そしてチームケミストリー、チームが化学変化を生むために必要不可欠なものだと思い知らされました。

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4⽇間のNike Campを終えると翌⽇はメジャーリーグ観戦に⾏きました。Red sox @ Dodgers のゲームを観ました。ここでスポーツ⼤国アメリカのスポーツに対する熱い思いやスポーツ⽂化に触れることができました。ファンも本気ということです。⾃分が好きなチーム、⾃分の地域のチームの⼀員としてゲームに⼊り込みます。たくさんの拍⼿や歓声、ブーイング、選⼿を何度もコールする声。
⽇本とアメリカでのスポーツ⽂化の違いを思い知りました。

 

2週⽬はLSI という留学⽣にむけた語学研修のプログラムを開講している語学学校に通いました。当然のことながら、英語の授業で英語についてわからないことを英語で質問し、英語で答えが返ってくるという新鮮な感覚を味合いました。

ですが、ここの先⽣はとにかくわかりやすい。

例え話や実体験を踏まえた説明が英語で説明されているのに今までの授業で1 番わかりやすいと⾔っても過⾔ではありませでした。

その要因としては⽣徒との距離が近いことだと思います。初めて会った⽇でも質問に⾏きやすいですし、授業の中でもコミュニケーションを取りやすいです。あちらか関わってきてくれることもあります。そんな最⾼の環境で少しの間でしたが学べたことにとても充実感を感じています。

ここまで、⾃分が充実した2週間を送れたのはわかってもらえると思います。この陰には、⾃分をゲストとして迎え⼊れてくれ、⼀⽅で家族の⼀員としてアットホームな環境で世話をしてくれたホストファミリーの存在があります。どんな⼈かもわからない、違う国の⾼校⽣を息⼦、兄弟のように接してくれました。⾔い出せばここに綴りきりません。

ゆうだい

そんな恩をくれたホストファミリーには本当に感謝しています。彼らに恩返しをしたい。

そのためにも、またアメリカの地に戻って来たいと思いました。
次は夢を叶えるため。
夢を叶えた⾃分をみせるため。
NCAAのコーチが⽇本⼈にもできることを証明するため。
そう決意、思いが強まった2週間になりました

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