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留学体験 - 服部かず子さん

シニア留学の夢を実現。「生涯青春」をモットーに生きがいを手に入れる。

服部かず子さん
60代主婦。 2009年、念願の語学留学に挑戦し、アメリカの地で、第2の青春を満喫。

風の冷たい早春、セントレアを発ち、成田で乗り継いでロスの空港に到着した私は、期待と不安で胸がいっぱいでした。無事税関を通り抜けると、空港の出口に貞美さん(IGEスタッフ)が満面の笑みを浮かべて待っていてくれました。空港を出ると、ロスのどこまでも青い空が広がっていました。この笑顔と青い空に包まれて、私の3か月の留学生活はスタートしました。

ホームステイ先に落ち着くと、又新たな不安が発生!ボキャブラリーが少ない上に、発音の違い、学校までの道のりと、不安の種だらけ。。。最初は登校拒否になりそうでした。一つ一つの課題を乗り越え、ひたすら前進あるのみと自分に言い聞かせて、勇気を振り絞り、日々の生活に挑戦していきました。徐々に生活にも慣れ、IGEスタッフ、学校の先生、友人、ホストファミリーのサポートで、還暦を超えた”アラカン”の私が、再び青春!!

まるで10代の学生のようにバックパックを背に、自転車を走らせて通学し、学生生活をENJOYすることができました。授業が終わると、クラスメイトとビーチに遊びに行ったり、それぞれの出身国(タイ、ベトナム、トルコ等)のレストランに食事に行ったり、トルコのフェスティバルにも参加しました。クラスメイト(20代女性)と2人で行ったニューヨークの小旅行は、私の留学生活のハイライトです。急に決めたのですが、飛行機のチケットからホテルまで、親身になって手配してくださった語学学校スタッフの皆さんの応援で実現しました。

カリフォルニアの初夏、3カ月の留学を終え、ロス空港に送って頂きました。一人税関を通過後、搭乗便の確認をし、レストランを選んでおいしいコーヒーをいただきました。同席の方と会話をしながら搭乗を待っていた私は、本当にゆったりとした気分でした。来た時の不安は全くなく、成長した自分に感動しました。

帰国後の夏休みには、留学中に知り合った若い留学生達が我が家に来てくださり、留学中の出来事を懐かしく語り合いました。そして今、児童クラブの指導員、一宮市総合計画市民会議の委員として、この貴重な体験を実務に生かしています。

“楽しかった!” “留学してよかった!” 夢は、行動を起こせば実現できると実感しています。学校でのニックネームは”バタフライ”。最年長にもかかわらず、一番元気よく飛びまわっているからと先生がつけてくださいました。ニックネームのように、いつまでも元気よくいきいきと飛びまわって、”生涯青春” ”いつでも旬”で生きたいと思っています。アメリカの皆様、お世話になりました。