留学体験 - 白井 将也さん
NATAアスレティック・トレーナー 短期留学!!
私は2015年9月~10月の1ヶ月間カリフォルニアに留学をしました。
短期の留学を決意したのは日本の大学で2年次を終えた春休みでした。具体的な目標もなくただ漠然とスポーツに関わる仕事がしたいと思って進学を決めた大学で将来について真剣に考え出した事がきっかけでした。昔からスポーツがずっと好きで、できることなら現場で働きたいと考えていた私はNATAという資格のことを知りました。そしてどうせやるなら最先端の技術を学びたいと思うようになりました。大学院への進学という道があることを知った私は、NATAの資格取得という目標を立て、その下見という感覚で短期留学を決めました。
現地での1ヶ月間、午前中に語学学校、午後に大学へのインターンという日々を送りました。語学学校では様々な国籍の人がいて、様々な文化を学ぶことができました。
特に感じたのが日本人は特に英語の力が低いということです。読み書きの勉強ばかりで、話す・聞くという力が圧倒的に不足していることを痛感しました。午後はフラートン大学のトレーナーの元でインターンを行いました。基本的にはどのような仕事をしているかを見学するような形でしたが、とても多くのことを学ぶことができました。
中でもアメリカのスポーツに関する充実具合には驚かされました。毎日途絶えることなく選手がやってきては症状を訴え、時には10人程度の治療と4〜5人の待ちがでるほど込み合っていました。
設備も日本の整形外科のように様々なものが揃っており、日本の大学との差を感じました。試合のある日には一人一人の状態を確認するなど、選手とトレーナーとの信頼関係を伺うこともできました。カレッジのレベルでここまでのものであることに驚きを隠せませんでしたし、同時にプロの現場を生で見てみたいと強く思うようになりました。
ホームステイの家族はとても穏やかでマイペースな人たちでした。日本とのライフサイクルとの違いに最初は戸惑いましたが、これもまた大きな経験となりました。
今回1ヶ月という短い期間でしたが留学をしたことはとても自身のためになったと思っています。実際に現場を体感することでより一層アメリカでトレーナーの勉強をしたいという気持ちが強くなったと思います。