留学体験 - 竹内はるかさん
ドリーは評判どおりすばらしいパワーの持ち主!
ドリーのピラティス講座を受講して
私は短大生の時からジャズダンスを始めました。20代後半からはクラシックバレエも習い始めました。最初の頃は、私がバレエ的でない変な動きをするのでよく先生に注意をされました。先生からあまり注意を受けなくなったのは、というか先生が私に注意する理由がわかったのは、ピラティスと出会って自分の体を見つめなおしてからだと思います。ピラティスとの出会いはロイヤルバレエ団の吉田都さんが定期的にwork outしているということを知った時でした。それ以前は左の肩と右腰上部に慢性的な痛みを抱えていたにもかかわらず「私は定期的にダンスで体を動かしているから健康です!」と思い込んでいました。
ピラティスと出会う少し前から体の勉強がしたくてカイロプラクティックの学校にも行っていました。2つを通して感じたことは体の機能を解剖学的に一番効率よく働かせるためには、第三者の力と自らが正しい筋骨格運動を行なう習慣を身に付ける事が必要であるということでした。 以前から英語に対して苦手意識が強かった私は英語とピラティス両方の勉強ができるこのプログラムに参加することを決めました。参加したのは1月のプログラムで元旦に出発しました。一人で海外に行くのは初めてだったのでドキドキの連続でしたが、無事にホテルに到着できました。空港からホテルまでは近いですし、ラスベガスの人達は親切な人が多いです。
到着した次の日からドリーの授業が始まりました。初日は自己紹介とピラティスのビデオを見てから軽く動いて終わりました。その後は午前中が授業、午後は100時間のインターンシップのノルマを果たすためドリーのStudioにインターンをしに行くという生活が続き、土曜日の午後まで時差ボケと戦いながらNon Stopでエンジン全開な生活を否応無しにしていました。1週目の土曜の午後はStudioでのClassが無いのでインターンはお休みで、少し町に出て観光をしたりShoppingをしたりしました。その時初めて「ああ、ラスベガスに来たんだなぁ」と実感した事を覚えています。しかし、2週目以降は週末にtestがあったり、課題のレポートを出さなければならなかったりと授業、インターン、test勉強、課題作成と本当にほっとする暇はありませんでした。それでも、この期間はピラティスの事だけを考えていれば良かったので疲労はたまりましたけど精神的には充実していました。
ドリーは評判どおりに素晴らしいパワーの持ち主でした。その事は、授業の進め方や、生徒の扱い方で実感できました。ドリーの授業やインターン先のStudioでインストラクターのTeachingを見学していると沢山の学ぶべきことと発見や気付きがありました。思った以上に内容が濃くて大変なプログラムでしたが、あの経験は私にとってとてもプラスな出来事であり、参加して良かったと心から思っています。
最後にプログラム中の生活で不便を感じた事を紹介しておきます。まずは食事用の買い物です。UNLVの近くに99¢Shopがあってそこで生鮮食品や調理器具が手に入りますが、買った油の匂いが合わないとか、手ごろな大きさのバターが無いとか、ざるがあったらなぁなど、もう少し日本から準備をしていけば良かったなぁと思いました。あとは、車です。絶対に車を持っていた方が便利です。私は免許も無いのでバスをFull活用していましたけど、車があればUNLVからインターンをする為のドリーのStudio までがあっという間に着いてしまうので貴重な時間と体力を節約できます。
私は3週間のプログラム中にインターンを終わらせる事ができなかったので、4月に2週間弱ラスベガスに滞在し1日6時間くらいインターンをしました。少し時間が経ってからのインターンは目線を少し変えて見学する事ができ良い経験になりました。また時間が取れたらドリーのSTUDIOへ勉強しに行きたいと思っています。