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留学体験 - 志田原啓江さん

やりたいことにむかっていることは幸せなこと。

志田原啓江さん
広島県出身。サンノゼ州立大学アスレティックトレーニング学科在籍。 2006年3月に大学卒業後、4月に渡米。 8月に見事、サンノゼ州立大学入学を果たす。 将来の夢はアメリカでアスレティックトレーナとして活躍すること。

こんにちは。私はアメリカに来て10ヶ月になりました。 アメリカの生活には、大体慣れましたが、まだまだ言葉で困ることは多々あります。私がアメリカに来る前、来てからのことなど、感じたことなどをこれから留学を目指すみなさんの少しでも役に立てばと思い、体験談を書きたいと思います。

私はもともと留学する前から、アメリカに留学してアスレティックトレーナーの資格を取得したいという強い気持ちがありました。なので、日本の大学に在学中から、そのときにできることをやってきました。たとえばTOEFL。これは留学生にとって絶対に超えなければならない第一関門ですね。TOEFLは日本にいる間から少しずつ準備していると、留学してからのカレッジ、大学へのアプリケーションですごく楽になると思います。

大学を3月に卒業し、4月に渡米しました。語学学校に通っている間、アプリケーションの条件を満たすために、カレッジでインターンシップを経験しました。そこで、出会ったアスレティックトレーナーにテーピングやモダリティーの使い方を教えてもらいました。また、私がTOEFLをパスできるように一緒に英語の会話の練習をしてくれたり、夜に1人で帰るのは危ないからと言って車でつれて帰ってくれたり、本当に親切にしてもらいました。そして何よりもうれしかったことはそのアスレティックトレーナーが「私はあなたのアメリカでのお母さんだからね」といってくれたことでした。私は幸運にもそこでとても信頼できる方々に出会うことができました。そのアスレティックトレーナーとは今でも連絡を取り合っていて2007年6月にあるNATAのミーティングで会おうとお互いはなしています。今から、そこで再会できることが楽しみでしょうがありません。前よりも自分が成長していることを見せたいし、前はコミュニケーションがとるのが難しかったけど、今はもっと話せるようになっているので前はなせなかったことなど、たくさん会話したい気持ちでいっぱいです。

渡米5ヵ月後、サンノゼ州立大学からうれしい合格通知が届きました。今はサンノゼ州立大学にトランスファーしてアスレティックトレーナープログラムに所属しています。 私のいる学部では4セメスターかけてアスレティックトレーナーについて勉強します。最初のセメスターはなれない土地で、いきなり英語で専門的な授業なので、ついていくことが必死でした。でも、やさしい友達にも出会い、スタディーグループもできたので何とかやっていけそうです。プログラムにいる生徒はこの4セメスターの間に6回違うハイスクールやカレッジ大学などでインターンシップを行い、フィールドでの経験をつんでいきます。これはとても楽しいです。前のセメスターは、サンノゼ州立大学のフットボールのチームに配属されました。練習は朝の5時半からということで授業とインターンとの両立は大変でしたがとても貴重な経験をすることができました。たとえばニューメキシコやアイダホに遠征についていくチャンスを与えてもらえました。他にも体の大きいフットボールの選手を体の小さい私がどうやってストレッチするかなど学ぶことができたしこれからのインターンシップで活かしていくことができると思います。

これからのことはまだまだ分からないけれど、できたら自分でアスレティックトレーナーとして働きながらキャリアを積んでいきたいです。そしてアメリカで大学院に通って将来的にはアメリカでアスレティックトレーナーとしてDivision 1(1部)の学校でアスレティックトレーナーとして働きたいと考えています。まだまだ遠い道のりですが、自分が本当に心からやりたいことに向かっていることやそんな環境にいることはとても幸せなことだと思います。これから留学を考えている皆さんお互い頑張りましょう。