留学体験 - 志田原啓江さん
2年半の留学を終えて
私にとって、アメリカ留学の2年半は常にメンタル面で自分との戦いで、留学の目的であるNATA公認のアスレティックトレーナー(ATC)になるという目標達成のために自分をプッシュしてきました。2年半の中で、一度もATCになりたいという気持ちが揺らいだことはありません。つらいことや落ち込むことも多々ありましたが、この気持ちが私の奥底にしっかりとあったおかげで、夢を夢のまま終わらせることなく、無事にATCになって日本へ帰国することができました。
大学では、2年間のプログラムを通じて、高校、大学、短大、クリニックといった様々な場所で実習を積んでいきました。実習地によって、それぞれ、トリートメントやリハビリなどバラエティーに富んでいるので、多くの方々からそれぞれのテクニックを学ぶことができました。 多くの尊敬できる方々やかけがえのない友達や家族、同じ目標に向かって切磋琢磨していくことのできる仲間がいてくれたおかげで、私の2年半の留学生活は私色の充実した素敵なものとなりました。そして、これからのステップアップにつなげていけると考えています。
ATCになるための試験勉強は、たくさん勉強しました。私にとっては言葉の壁はあると考えていたので、ネイティブの人が例えば3時間勉強するとするならば、私はその2倍や3倍、時間をかけて行こうという気持ちでした。具体的には、1日平均10時間以上、常にATCに関することを考えて生活しました。勉強の日々はその当時は、学校の授業やアサインメントもありつらかったですが、今思えば、とても、楽しい貴重な経験だったと思います。
最後に私から、これから留学しようと考えているみなさんへ伝えたいことは、強い気持ちがあれば何でもできるということです。やるときには、そのやるべきことをやり、遊ぶときは、思いっきり遊ぶ。そのけじめさえつけることができれば自分なりの素敵な生活を作り上げるとことができると思います。やるか、やらないかはすべて自分次第です。
アメリカはそういったことを直に体験できる、大きな国です。何か、強い意志と目標をもって、アメリカと日本の違いを感じながら自分の人生を作り上げていってください。簡単ではありますが、体験記を書く機会を与えてくださったIGEさんありがとうございました。