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留学体験 - 門司千秋さん

2つのプログラムでの出会いは一生の宝、これからは予防医学の分野で働きたい

門司千秋さん
看護師の仕事を辞めて2013年に渡米し、1年間語学を学びながら、 ヨガとピラティスのインストラクター資格取得プログラムに参加。

< ヨガ&ピラティスインストラクターのプログラムに参加して >

私が、ヨガとピラティスに出会ったのは看護師として働いているときでした。椎間板ヘルニアがあり、コルセットを巻いていつも仕事していました。医師には手術をするよりも、ピラティスやヨガで体幹を鍛えなさいと勧められ、今までジムでボクササイズなどをやっていましたが、ピラティスとヨガを始めました。ピラティスを続けていくうちに、アメリカでは予防医学のひとつとして、リハビリの一つとして認められていることを、アメリカの友人の医師に教えてもらいました。ヨガは呼吸に重きを置くことで、ストレスが軽減されているような感じを受け、<ヨガインストラクター資格取得プログラム>でヨガについてさらに学びたいと思い、五年間働いた病院を退職して、アメリカに留学することに決めました。

■ヨガ
3ヶ月間の<ヨガインストラクター資格取得プログラム>は、毎日宿題とクラスを受けるので、ヨガ漬けの日々でした。日本人は私だけだったので、必然と英語を話さなくてはいけない環境でした。生徒がお互いにインストラクター役になって練習をするのですが、英語で何ていったらいいんだろう?ということが多々ありました。でも、プログラムに一緒に参加している人達に質問したりして、助けてもらいながら3ヶ月を乗り切りました。日本では、間違いを恥とする習慣が残っていますが、”Making mistakes are not always a bad thing. Peaple learn a lot from their experiences.” 間違いを恐れずに発言、質問している参加者達を見て、間違えても、そこから学べばいいんだと考えを転換することができました。ここで出会った参加者の家族に、サンフランシスコに連れていってもらったり、今全米で流行っているカラーランに誘ってもらったりと、プログラムが終わった今でも一緒に受講した仲間とはつながっています。

■ピラティス
3週間のプログラムは非常にハードでしたが、自分自身の身体を使って解剖学を学んでいくので、自分自身の姿勢や普段のくせがどのように身体に影響を与えているのかを気づかされた3週間でもありました。ヨガもそうですが、ピラティスも順序 (sequence) をとても重要視します。解剖学的な裏付けがあっての順序 (sequence) なので、クラスのあとは、アメリカ人の友人と一緒に、身体を動かしながら解剖学を勉強しました。

両方とも、大変ではありますが、2つのインストラクター資格取得プログラムでの出会いは私の一生の宝であり、これからは、予防医学の分野で仕事ができればいいなと考えています。

(2014年2月)