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留学体験 - 城戸謙秀さん

高校留学を経て、名門ボストン大学に合格! 日本にいた時と異なり、勉強が好きに!

城戸謙秀さん
福岡市出身。

日本にいた時は勉強することが嫌でしょうがなかった。でも渡米してから、自分から進んでする勉強に変わっていきました。初めて真面目に高校で勉強をして優秀賞を学校から貰った時、一生懸命勉強をして結果が出れば、大好きだったゲームと同じくらい面白い物だとアメリカの高校に行って気づきました。

アメリカ、ニューハンプシャー州のブリュースター高校に留学して二年後、もともと英語力が問題で入れなかったボストンの名門高校ウースター高校に再度チャレンジし、見事、編入することができました。同校では、苦手な英語にもっと磨きをかけるため、難しいAP(Advancedplacementprogram)クラスにチャレンジしました。APクラスを取る事により学校側の評価も変わってきましたし、自分をアピールするにも役に立ちました。

ウースター高校では、泳ぐ事の好きだった私はスイミング・チームに入り、きつい練習もがんばりました。おかげで、ニューイングランド地区のチャンピオンシップにも参加、優勝はできませんでしたが、高校最後の年に、チームメイトといい思い出が作れました。

そんなうちに、あっという間に高校四年間が過ぎました。四年間の中での毎日の積み重ね、特にどんな小さな事でも毎日コツコツ続ける事が、次に行くための大きなステップにつながるという事に気がつきました。そして、これらの小さな積み重ねが、BostonUniversityに現役で入学という事につながりました。

大学入学後、経済を専攻する事を決めていたので、経済の必須科目をとりました。一学期中にmacro-economics、二つのwritingのクラスとAstronomyをとりました。

経済のクラスでは300人もいる中で教授がスクリーンに映るスライドにそって淡々と話して行くさなか、私はノートを取る事が精一杯で、授業を楽しむ余裕などありませんでした。でも時々、手を挙げて、質問や問題の答を発表するようにしました。その内、教授も私の事を覚えてくれるようになり、教授から親切にしてもらうようになりました。

苦手なエッセイ(論文)のクラスでは、書いたエッセイを何度も教授に見てもらい、添削を繰り返して提出しました。結果として、成績はB+でしたが、教授との触れ合いは何にも変え難い貴重な経験となりました。その後、A-を取れましたが、自分にとっては苦手なエッセイなので、とてもうれしかったです。

アメリカの大学は、入学してからが大変だというのは色んな人から聞いていました。しかし、それは想像以上でした。求められてくる勉強の「質(Quality)」と「量(Quantity)」が、高校の時とは比べ物にならないことによって、大学に入学したことを実感しました。授業が終わって部屋に帰ったら机にかじりついて、宿題と予習をする毎日で、気がついたら夜中の1時を過ぎているというのが僕の毎日です。そして気づけば、既に一年の半分が終わっていました。

昨年11月のサンクスギビング・ホリデーには、ロスの平田IGE社長を訪問しました。平田社長宅で行われたパーティーには、約40名前後の留学生や現地の大学生が参加し、夜中まで大いに盛り上がりました。有意義な対話ができたことに感謝しています。

今のところ勉強面では経済を中心に四年間で修士を習得できるコースに進むかどうかを考えています。これから色んなクラスを受けて行く中で、もし新しい事に興味が湧いた時はdoublemajorやminorを取るなど、アメリカの大学でこそ可能な方法をうまく活用して、将来どんな仕事に就きたいかを見つけるのが今一番の目標です。勉強以外でも、スポーツやクラブ活動など積極的に参加して、僕の通う大学に世界中から集まってくる友達をたくさん作り、将来、世界で仕事ができるような基礎を作りながら、これからの大学生活を充実させて行きたいと思っています。