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2017年9月15日

話題の車を乗り回す – Vol.65

先日親戚の法事が長野県の松本市であり、そのついでに今話題の車をレンタカーして、松本や安曇野周辺をドライブして来ました。

私はIGE勤務の前は自動車メーカーに勤めていた関係で、新しい車や話題の車にはどうしても興味が行ってしまいます。今回乗り回したのは日産ノートe-powerという車です。

走行は全て電動モーターを動力とするのですが、そのモーターを回すバッテリーへの充電は、搭載している発電専用のガソリンエンジンで行うというというのが、この車の最大の特長です。従って皆さんも良くご存じの電気自動車(電池に蓄えた電気だけで走る)や、ハイブリッド車(エンジンと電動モーターを使い分けて走る)とは、全く異なるシステムのエコカーと言えます。

昨年11月に発売後人気はうなぎ上りで、日本のコンパクトカークラスで販売台数1位(2017年上半期)を獲得しています。

今回試乗した日産ノートe-power

今回試乗した日産ノートe-power

この車で信州の高原や町中を走り廻りましたが、最大の印象は「2Lターボエンジン並みのパワーと性能がありながら、静かで運転が楽しく、かつ相当な低燃費」という点でした。

またドライブモードを選ぶとアクセル1つで加速と減速が出来、アクセルとブレーキを何度も踏んだり離したりという操作がほとんど不要になります。その操作が9割減るという感覚なので、渋滞の時は非常に楽に感じると思いました。

今回のドライブでの燃費は21.0L/kmでしたが、今回はアップダウンが多い高原を、走り重視の「Sモード」でかなり飛ばしたので、燃費重視の「Ecoモード」で走れば30.0L/km近くは行ったかも知れません。安全面でも自動ブレーキやアクセル/ブレーキ踏み間違い防止装置なども付いています。

この日は雲がかかる中央アルプスと安曇野盆地の風景。初秋の雰囲気です。

この日は雲がかかる中央アルプスと安曇野盆地の風景。初秋の雰囲気です。

ヨーロッパや中国では、将来的にガソリンやディーゼルエンジンで走る車を全面的に禁止しようとする動きがあり、電気自動車の技術が非常に注目されています。先日も日産自動車が、充電なしで400km走れる電気自動車「新型リーフ」を発表しました。

ノートe-powerは純粋な電気自動車ではありませんが、ハイブリッド車の進化と共に、エコカーのジャンルは面白い車が続々と登場しそうな予感があります。皆さんも是非一度試乗してみてはいかがでしょうか。

 

国宝の松本城。訪れた時は晴天になりました。

国宝の松本城。訪れた時は晴天になりました。

 

IGE Staff Noda