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2018年10月25日

セーリングワールドカップシリーズ・江の島大会を観戦しました – vol.79

9月9日~16日まで、セーリングワールドカップシリーズが神奈川県の江の島で開催され、観戦して来ました。「セーリング ワールドカップシリーズ」とは、いわゆるヨット競技のワールドカップで、ワールドセーリング(旧国際セーリング連盟)が主催する、オリンピック/パラリンピック種目による国際大会です。世界を転戦しながら1年間に4大会を行うシリーズになっており、総合ポイントによりチャンピオンが決定します。世界ランキング上位の選手に参加資格が与えられるため、オリンピックを目指す世界のトップセーラーが顔をそろえるハイレベルな大会です。 今年から3年連続(2018年、2019年、2020年)で、江の島ヨットハーバーを拠点に「セーリング ワールドカップシリーズ・江の島大会」が開催されることが決まっていますが、これは江の島で東京オリンピックのセーリング競技が行われることが決まり、それに向けての体制整備と言う意味もあるそうです。

このワールドカップを盛り上げるため、無料の観戦ツアーが募集され、運良く高倍率の抽選に当選し、大型ヨットに乗って海上から観戦する機会を得ました。何しろ競技場やアリーナで見る陸の競技とは異なり、海の上でヨット競技を間近に見るのは初めての体験で、事前には全くイメージが出来ませんでした。しかし大きさも様々で、とてもカラフルな各国のヨット、また選手も近くで見るとすごい体格で、観戦前からその雰囲気にのまれてしまいました。当日はあいにく小雨模様の天気でしたが、乗船したのはエンジン付きの大型ヨットで、エンジンを止めて帆を上げると音もなく風に乗って海上を滑走する感じで、独特の感覚があります。選手もヨットをコントロールするために、海面すれすれまで体を乗り出して迫力満点です。これまで自分には全く縁のなかったヨット競技ですが、大変迫力があり、夢中で観戦しあっという間に時間が過ぎてしまいました。2年後のオリンピックも入場券の抽選に応募して是非観戦したいと感じた一日でした。

 
セーリングワールドカップシリーズ
観戦用の大型ヨットに乗り込み
出港します。船首に立っている方は解説をしてくれたスタッフです。レース全体の様子は、こちらのサイトで動画を見ることが出来ます。
https://wcs-enoshima.jp/event_post/レースの様子をライブ配信中/

 

 
セーリングワールドカップシリーズ
49er(フォーティナイナー級)男子の出帆風景(写真は大会ホームページより
 

 
 
 
 
 
 

 セーリングワールドカップシリーズ
49er(フォーティナイナー級)女子のレースの様子。(同上)
 
 

 
 
 
 
 
 

セーリングワールドカップシリーズ
470級男子の出帆風景
(同上)

 
 

 
 
 
 
 
 
セーリングワールドカップシリーズ
470級女子では、吉田愛/吉岡美帆選手の組が銀メダルを獲得しました

 
 
 
 
 
 

 
 

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