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2015年11月11日

世界で活躍する留学生たち パート1 – Vol.019

英語ぺらぺらになりたいな。アメリカで自分自身を見つけたい!など、留学の目的は様々だと思います。また憧れはあっても日本での進学や就職があって一歩を踏み出せない、そんな方も多くいると思います。留学は自分の人生のステップアップ。アメリカ留学を実現した人たちのその後の人生も気になります。英語、専門知識は当然のことながら、世界で生きていく力も身につけた留学生達。

このシリーズでは、アメリカで教育を受け、世界で活躍しているアメリカ留学生たちを紹介します。

第1回目は、丹羽順子さん。コスタリカ在住。

肩書きは、旅する平和環境活動家。世界を飛び回るフリーランスのライター、ヨガや瞑想(メディテーション)のインストラクター、はてまた8歳の娘さんの通うコスタリカのインターナショナルスクールの授業「地球市民」の講師など、行く先々で仕事を作り出し、マルチに活躍する女性です。

丹羽順子さん

順子さんはすでに高校生で留学を決意。日本の高校に在学中、アメリカの高校へ転校。オレゴン州Tigard High Schoolに編入、卒業。

日本に帰国後、慶應義塾大学総合政策学部入学、卒業。NHK入社。NHK報道記者として勤務後、フリーランス。2003年、持続可能の社会作りを学ぶためロンドンの大学院へ。

帰国後は、消費主義を問うドキュメンタリー制作を軸にフジロックなど音楽やエコ関連イベントのMC、オルタナティブな生き方講座などの各種講師など。さらにオリジナルの古着の交換会xChange(letsxchange.jp)を創設。メッセージつきの古着交換会という新しいアイデアで大人気となり、全国に広まる。現在xChange代表。

活動内容はさらに広まり、2010年4月~2012年3月までは、FM 81.3 J-WAVEで毎週日曜日放送のLOHAS SUNDAYのナビゲーターを担当。

私生活でも持続可能な生活(サステナブルライフ)を求めて、鎌倉、タイを経てコスタリカに移住。日本の原発問題後、人間と自然が共存できる世界を求めて、最終的に軍を持たない平和主義国コスタリカにたどり着いた。日本とコスタリカを行き来しながら、フリーランスの活動、コスタリカではジャングルの中でサステナブルライフを実践する傍ら、未来を担う子供たちに「地球人」をテーマに教育を行う。

丹羽順子さん

「アメリカの高校は、クッキングやタイピングなど、実生活に役立つ授業がたくさんあって、刺激を受けました。しかも自分が学びたいクラスを選択できるんですよ。宗教という授業では、キリスト教徒だけでなく、イスラム教、仏教徒などいろいろな宗派の人たちが実際にクラスにやってきて、自分たちの信念を話してくれたりもしました。一つの答えに向かって進むのではなく、『自分はどうなんだ』という意見を持つことが大切だと教えられるんです。」と話す順子さん。日本の学校よりもずっと自由で、自分が何者かを考えさせてくれる風土は、その後の型にはまらない生き方に影響を与えたと言います。

アメリカ高校留学を皮切りとし、環境問題を軸に人生を駆け抜けてきた順子さん。今後も地球のために活躍してください!

著書に「小さいことは美しい ‐ シンプルな暮らし実践法」(扶桑社)

詳しい活動内容はこちらで見ることができます。

ウエブサイト http://www.imakoko.org/

IGE スタッフ Makiko

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